「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

ゲルニカ

2008年07月02日 | フォト日記
降りしきる雨の中(電車に乗ったときは大雨でした)、挫折しかけたのですがゲルニカまで行ってきました。
ビルバオ・アチャリ駅から狭軌のバスク鉄道(?)に揺られ約50分、インフォメーションで聞いたときは1時間18分だと言っていたので、一瞬あせりました。

駅を出る前に「ここはゲルニカですか?」、「ツーリストインフォメーションはありますか?」と確認しました。とにかく初めてのところを転々とするのは大変です。

大体が切符を買うときも、自動販売機しかなく、仕方なしに自分でやったのですが、さすがに日々の積み重ねは着実にできているようで、無事に往復切符を買うことができました。

インフォメーションで地図をもらい、見るべきところをチェックしてもらうと、すべて歩いて廻れる範囲のようです。

まず、平和博物館に行ったのですが、1938年(だったかな・・・?)のドイツ軍による爆撃の様子と、世界各地の紛争の写真が展示してありました。

説明は2ヶ国語で書いてあるのですが、英語ではありません。バスク語だと思います。英語の説明文を渡され(帰りに返すように言われました)見て廻ったのですが、暗いし字が小さいし、大体が英語の単語も分からないので、ざっと廻っただけで出てきました。広島の平和記念館を思い出しました。

次に教会があるので入って行くと、入り口にお姉さんが座っていて、「どこから来たの?」と聞きます。「日本です。写真撮ってもいいの?」と聞くと、「1ユーロ入れると、10分間電気が付く!」と言うので、祭壇(?)にまで上がって聖書や、賛美歌の楽譜まで写してきました。

次に、集会所(樫の木の下で合議制を行った?)に行ったのですが、大きな樫の木があると思った場所がよく分からず、通り越してしまいました。

すると上のほうから大きな声がします。見上げるとおばあさんが、「戻るの、戻るの!、後ろ側よ!」(これスペイン語)と怒鳴っています。

「グラシアス!」と行って、おばあさんの写真を撮り引き返しました。雨はほとんど上がっています。ここには小さな樫の木と、立派な集会室がありました。

戻る途中、もう一度教会によって写真を撮り(お姉さんに会うためではありません)、ゲルニカのコピーがある場所を聞いて、駅に行くと電車が出た後で30分近く時間があります。

小腹がすいたので、周りを見回すと、駅にBAR(バル)がありました。ドーナッツとカフェ・コン・レーチェで2ユーロ、ここでも写真を撮らしてもらい、今日の仕事は終わりです。

ビルバオに戻ると日差しが戻ってきました。午後8時なのに日中の明るさです。ファーストフード店で、コーラとサラダのセットを食べてホテルに戻りました。
明日はマドリッドに一泊してパリに戻ります。ちょっと疲れてきたかな・・・?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする