夏に思う事

テレビニュースで「今年の夏は暑い」「今年の夏は暑い！」と毎年のように言っている。これはいつまで続くのだろう？

少子化で戦う兵士もいないのに、海外の戦争の映像が流れ、軍事費用を倍増しようと言う。
多くの人にとっては、おそらくテレビが現実の世界なのだろう。バーチャルリアリティーとも言える世界に、何の疑問も持たずに生活している人々が一体どれくらい居るのだろう？とふと思う。
事実はもっと他のところにあるはずなのだけど‥。

作られたリアリティーはテレビのニュースを注意深く見ると良く分かる。税金が広告代理店に流れ、画面に出てくる人間は戦闘機に嬉しそうに乗っている大臣や、戦車に乗って楽しそうに敬礼してるどこかの首相。
ニュースを見ている限り、政治家の中には好戦の血が依然として流れていると言う事を感じざるを得ない。

今日も「今年の夏は異常だ！」とテレビで言っていたけど、僕は20年も前から、夏が異常に暑いと思っている。それなのに暑さ対策は何も取られていない。

異常を繰り返すことで、正常が生まれ、また戦争の夏がやって来る。
40度の暑さに耐えられる兵士を、この国はどこから連れてくるのだろう？