１６年目のソウル！

何時しか１６年と言う歳月が経っているのですが、今回の旅は最初に仕事で行った時と似たような感じの旅でした。
実際には遊びなのですが、初めて海外の舞台の上で合唱を披露するという、僕にとっては「人生の大イベント」だったのです。

セパラム合唱団と言うのは非常にユニークな合唱団で、実力が無いのに舞台の数は多いという変な合唱団です。人数が少なく四声の合唱曲のソプラノとバリトンの二声しか居ません。常時来る男性は２人で、僕はイベントの時しか出演しません。常識から言うとこんな変則的合唱団は無きに等しいのですが、田月仙（チョン・ウォルソン）先生と、今回も一緒だった７８歳になる世話役Ｋさんの力で続いています。物怖じしないのが唯一の長所でしょうか？

今回の遠征は主要メンバーはあまり参加していません。このコンサートで初めて歌う「お江戸日本橋」は本格的な合唱曲で、三声（旋律が３パートに分かれている）の曲です。三声が揃うのはソウルの会場に行ってから、しかもどのような合唱団が来るのか事前の情報はありませんでした。
この歌の三番が三声のフーガのように、追いかける形式になっているのです。と言うことで、それなりの覚悟を持って出かけました。

会場に行くと韓国側の女性が１５人、テナーの男声が１人加わり総勢２４人、バリトンは僕と、７８歳のＫさんの２人（！）です。
リハーサルが始まりました。最初が「お江戸日本橋」です。指揮者のＨさんが指揮棒を振り始めました。
日本での練習とは違い、非常にゆっくりとしたテンポです。

フォルテの部分の女性の声量に太刀打ちするためには、普段より５デシベルくらい音量を上げなければならないというのが、音響技術者でもある僕の判断です。固くなると声は出ません。しかも伴奏のピアニストは美人です？！（何の関係があるのだ？）

久しぶりに本気になりました。こういう時は、息を吸ってホールの壁の向こう側に声を出すしかないのです。その結果リハーサルは１発で終わり、「今日、男声がよく聞こえてたよ！」（ピアニストが美人だったからではありません！）

写真は「南山タワー」の夜景です。１６年目にして初めて行きました。「１６年通っても初めてのところはあるのだな・・・！」と当たり前なのですが、妙な感動がありました。
コンサートの打ち上げが終わり、１２時を過ぎてから漢江（ハンガン）の鉄橋を渡って居るとオレンジ色のナトリウムランプが、夜の黒に映えて綺麗でした。

１６年前ソウルに来て以来、漢江を渡る夜の風景は何時も印象的です。また新たな関係が始まったような気がしました。

イン チョン空港です。

これから日本に帰ります。
無料のLANを使って書いています。
詳しくは帰って報告します。

ピアノを持ってソウルに行きます！

いよいよソウルでの演奏会に出かけます。セパラム合唱団と現地の合唱団との合同で３曲歌うのですが、男声はどうも２人きりみたいです。（責任重大だな・・・！）

と言うことで、音取り用のピアノを持って行く事にしました。
iPhoneのアプリで115円でした。責任の重さに反比例してるな・・・！、（と言うより、実力に比例している？）

福岡同様に今回もまた実況中継をしようと思ったのですが、海外でのパケット通信は定額ではなく別料金になるので、莫大な費用（？）が掛かりそうです。

ホテルで無線ＬＡＮに接続できれば良いのですが・・・、ともかく行ってきます！

iPhone一ト月！

早いものでiPhoneを使い始めて一ト月が経ちました。巷では好評・悪評色々あるようですが、僕は、「まあこんなものか！？」といった感じです。今のところ気になるのは、コピー＆ペーストが出来ない事で、これはソフトウェアーの問題なので、何とかして欲しいと思います。
あとは所詮コンピュータなので、使い手が工夫すればよい事だと思います。携帯電話はあまり使いたくない方なので、別に不満はありません。

唯一つ困った事は、最近発表された、ＡＣアダプターのプラグが抜けて感電する事故がおきている事です。
この木曜日からソウルに行くのですが、iPhoneはバッテリーがが１日でなくなってしまいます。アダプターの交換は１０月１０日からとなっています。

サイコロキャラメル（今であるのかな？）位の大きさのＡＣアダプターは２４０Ｖまで対応しているので、これを持って行けばいいのですが、「新しいのに交換するので、それまではコンピュータのＵＳＢポートを使って充電しろ」と書いてあります。

充電のためにだけコンピュータを持って行かなければならないのでしょうか・・・？、不条理だなァ・・・！

さて、僕はこの問題をどうやって解決するでしょうか？

３週間ぶりに！

スペイン語の授業に行きました、途中２回休んだので久しぶりです。先生はもう来ないものと思っていたのか、顔を見るなり、「何で来なかったの・・・、×○△▼××・・・？」
僕は「写真展で福岡に行ってました。(Fui a Fukuoka para photo exhibicion.あやしいスペイン語だな・・・？)」と考えていた事だけ何とか話し、案内状を見せました。

すると「×○△▼××・・・？」、「あなたは写真家なのか？」、「東京でもやるのですか・・・？」と言っている様なのですが殆ど分かりません。」仕方なしに日本語で話しているうちに他の生徒がやってきました。

写真はiPhoneのアプリケーションでスペイン語・英語の辞書です。「学生のとき福岡に住んでいた。」と言いたかったのですが、whenだけ引いて時間切れでした。

iPhone仲間のODA-SANは楽器のシミュレータで遊んでいるようですが、僕はアカデミックな用途にiPhoneを使っています。

無事帰りました。

写真展も無事に終わり、福岡在住の友人の車で門司まで行ってきました。雨がぱらついています。

友人は海運のコンテナの検査をしているので、途中博多港のコンテナヤードを見学、古賀まで３号線を走り、九州自動車道で門司港まで行きました。

僕は門司港ではなく、門司（下関からトンネルで繋がっています）に行きたかったのですが、九州で門司と言うとレトロ地区で有名な門司港をさすようです。

と言う事で、門司まで電車で戻り、新天町のギャラリーに来た人に教わった門司赤煉瓦プレイスにある「ジラソーレ」というカフェ＆ギャラリーを訪ねました。

途中経過はiPhoneを駆使（キーボードが小さくて車に揺られると打てません）して『ぐうたら・フォト日記Ⅱ』の方にアップしてあります。

写真は門司駅の陸橋からの眺めです。僕の九州での生活はこの駅のホームから始まりました。
確か大学受験を心に決めて、その下見（？）に名古屋から夜行の急行「阿蘇」に揺られ夏休みの朝、この駅のホームで九州の地を実感したのです。

３８年ほど経った今回は、この実況中継（？）を含め、色々新しい試みをしたつもりなのですが、果たしてその成果や如何に！？

雨です！

これから門司まで行きます。
途中経過を『ぐうたら・フォト日記Ⅱ』の方にアップして行くつもりです。
荷造りしなくっちゃ！

写真展終了しました。

お蔭様で無事終了しました。ご来場の皆様ありがとうございました。ご来場数は２００名を超えたと思うのですが、今回はライブ演奏も無く（密かに楽譜を用意していたのですが・・・）静かに幕を閉じました。

その分来年５月に期待したいと思います。
明日は中学の同級生と、雨にも負けず門司に行きます。

今日の夕食！

うどんを食べていないことを思い出し、写真展終了後に世話役のＴさんと博多うどんを食べに行きました。これは「丸天うどん」という博多うどんの定番です。

関東で言うところの「さつま揚げ」の丸いものが乗っているのですが、これと「いなり寿司」を一緒に食べたのを思い出し、後から追加注文しました。

残すはあと一日になりました。ちょっと疲れ気味です。

コンパでした！

今日も充実した一日でした。

昼過ぎに、昨日僕の留守中に訪ねてこられた、学生時代の友人Ｎ君の奥さんが再び見えました。

７年前にＮ君が他界したとき以来なのですが、未だに塞ぎこんでいる日が多いと言うので、昨日、写真展の世話役をお願いしたＴさんが亡くなったご主人の話をして励ましたそうです。
すると偶然にも僕らが学生時代に作った雑誌の編集を通じての知り合いだということが分かりました。

僕はもう忘れていたのですが、Ｎ君と奥さん、Ｔさんの旦那、僕その他４人は一緒に雑誌の編集をしていたのです。その雑誌は２刊作っただけで終わったのですが、奥さん同士は三十数年を経て、出会ったわけです。
しかもお二人住んでいる所がすぐ近くと言うことで、新たなお付き合いが始まりそうです。

しばらくすると、学生時代お世話になったＦ先生がご家族と訪ねて見えました。当時はまだ助手で、年齢も近いため宿舎まで遊びに行ったり、家庭教師を紹介してもらったり、試験前の特訓を受けたり（補習？）、お世話になった先生です。

夕方、今度は慶応外語のハングルでご一緒したＩさんが、実家のブドウを収穫したあとに見えました。
福岡が実家なので、年２・３回はフェリーで車ごと韓国に渡ると言っていました。すごいな・・・！

写真展終了後は大学の同期生のコンパです。福岡在住の４人が集まってくれました。これも三十年前の忘れていた話を思い出し、瞬く間に２時間半が過ぎてしまいました。

今日会った殆どの人が４０年近いお付き合いです。博多駅近くの居酒屋を出て、雨上がりの歩道を歩き、駅近くで皆と別れ「やはり人は財産だ！」と再認識しながら、渡辺通りのホテルまで歩きました。