笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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オリエンタルラジオ単独ライブ「才」

2009年11月02日 | 映画とかDVDとか
DVDで見ました。
ほんというと、
コントのような映像作品をおさめた「十」を
先に見たのですが、
こちらのほうがコメントしやすいので
先に書いておきます。

2008年のツアーライブ。
東京公演を収録したものです。
80分間のぶっとおし漫才です。

去年の後半から今年にかけて
オリエンタルラジオの漫才ネタをテレビで見た限り、
わたしは
どうもな~
と思っていたのです。
漫才は「素の部分」の見せ方が大事で、
オリラジの漫才は
いかにもつくっている
というところが透けて見えている気がして。
これはたぶんお客さんとの息をあわせるのが
下手なんじゃないか。
頭でっかちの漫才をしているんではないか。
と疑っておりました。
そんな苦手感いっぱいの気持ちで見ました。

結果
DVD見てみて、
反省。
いや、考えを改めました。

このDVDでは
そんな雰囲気はまったくないです。
まず枕のぶぶんがとっても良かった。

あっちゃんの書いた
心の闇が見えるような
毒々しいドクロの絵が両脇に描かれているのですが、
それをまずイジッた。
これ見ちゃうと
お客さんも肩に力が入るよね。
失敗した。
というところから。

そしてネタのつなぎを自然になるように
しっかり考えられていて、
さらに
彼ら特有の体のキレをネタにうまく組み込んでいる。
よく考えられている割には、
ライブを楽しんでいて、
お客さんを乗せている。
ある種のグルーブ感があり、
最後まで
失速を感じませんでした。
とっても
楽しく、
よく練りこまれていて、
最後、拍手を送ってしまいます。

これを見たら、
オリエンタルラジオ好きになること
うけあいです。

才能がある。
ように見える。
さっきからちょいちょい失礼で
すいません。

でも
おもしろい
と手放しで認めるまではいっておりません。
まだわからん。

このツアーは
たぶん去年のM-1に出場するための
ツアーだったのではないか
と記憶しております。
この面白さを4分に凝縮できたら
ぜんぜん決勝に行ってもおかしくなかったはずです。
というか、
これ見たら、オリラジに一票いれたくなります。
それくらいこのDVDは良いです。
ただいかんせん、去年の準決勝
オリラジがどうだったのか。
ということはほとんど記憶にありません。
なんだったら、出てたっけ?
くらいなものです。
ノンスモーキン、ハライチ、マヂカルラブリー、ブレーメン。
有名どころでは、
南海キャンディーズ、東京ダイナマイト、スピワ。
とかは覚えているんですけど。
ふうむ。