一昔前でいう食堂。
昔といっても、そう、昭和の終わりあたりまでの食堂。
ってことは二昔前かな。
そんな食堂が今でもあります(昭和生まれにとってはとってもうれしい)。
飯南町頓原のきらく食堂。
ぶた汁をウリにしているが、ラーメンやオムライス、かつ丼などもあったりする今どきでいう「町中華」的食堂。
今ではかなり少なくなった部類の食堂である。
入口に暖簾がかかってなかったので、少し不安だったが声を掛けたら営業中だったので迷わず入店。
先客2名、あとから2名と1名、途切れ無しにお客さん来店。
出前のオーダーもあるようで、途中抜けされたりしました。
路地裏のようなところにあって、超穴場って感じの佇まい。
地元の人に愛されている
L字型のカウンターのみの席で年中おでんが提供される模様
この日(土曜日のお昼時)の客が、みんなおでんを注文してたので、おでん鍋の蓋が開いたタイミングをみはらかって牛すじを一本だけ注文。
初心者は、周りの空気を読むことから始まるから結構緊張する。
ツレアイ(妻ともいうが)と半分づつにした焼き飯と牛すじ
牛すじがトロトロで、今まで食べた中では一番旨いと思った。
焼き飯も美味しい。
ご飯のお供といいましょうか、奥に写っている付き出し的大根と白菜の漬物はたぶん自家製
いい味出してますねぇ。
これまた旨い。
懐かしいようなラーメン
ぶた汁に近いラーメンって感じかなぁ。
焼き飯にもラーメンにもシイタケが入っていたのが新鮮。
当地の特産品を活用していると思える。
店内を飛んでいるハエにもどことなく愛敬を感じる。
ハエと共にお食事なんて、まさに昭和だ。
なかなか趣があって好きな店だなぁ。
日曜祝日定休、駐車場は無し。
昼はご飯や、夜は飲み屋さんみたいな感じでしょうか。
また寄って、違うメニューをいただきたいと思うようなお店でした。