今はもう秋。
夏は押し寄せてくるが、秋は忍び寄ってくる。
いつの間にか、しーずかぁなー、しーずかなー、里のあーきー、なんて口ずさんでいたりする。
栗の実煮てます囲炉裏端になる。
栗はカチカチ山とか、ドングリコロコロとか、日本昔話がよく似合う。
こう書いていて突然ですが、ふと思った。
「おせどに木の実の落ちる夜は…」という歌詞の「おせど」って何のことだろう。
日本人なのにわからない日本語が登場する。
還暦をすぎてすでに遅しの感はあるが、はからずも言葉のお勉強をしなければ、と考えている次第である。
調べました。
「おせど」とは背戸のことです。
家の裏口、または裏手のこと。
これで歌詞の意味も理解できるのだった。