18日に今年度最後の研究授業が行われる。
授業は5年生で行われるのだが、教育委員会の指導室の先生方が授業を見に来る。その際に、今年の研究を一定まとめた発表が行われることになる。
研究主任のO教諭が中心になってその準備を行っている。私も、一緒に相談に乗ったり討議に加わったりしている。
その中で、来年度の方針や本番の発表会での発表の在り方を考えたりしている。
◎ともかく、大事なことは、毎週の十分間俳句をやり続けると言うことだ。続けることによって習慣化し、発見する力や感動を言葉に表す方法を獲得すること。自然に目を向ける態度を培うことなどができる。
◎毎月一時間のロングの指導タイムは、観察する方法や鑑賞する方法、言葉を広げることなどのワンポイントレッスンと友だちの句を互いに鑑賞しながら、取り組む意欲を高めること
この二点が軸だと強く感じた。
◎そのために、毎週続けるための「テーマ」を一年間分作り上げること。これには、子ども達が取り組みやすいものと取り組みにくいものがあるので、それを実践の中で見分けること。
◎句会が重要である。これは、俳句界における上達の仕組みであり、財産である。
◎問題点を突破する具体的な方法を提案する
例えば、「春探し」をする。通常は校庭や公園に行き、いろいろなものを発見する、という方法であるが、何となく行って、何だかわからず帰ってくる子もいる。この時に、具体的に 「桜の木を見て」とか、「水の中の蛙の卵を見て」など具体的な指示をするとか、「目で見て」「耳できいて」「においをかいで」など諸感覚を使った見方を練習するなど問題を突破する方法を具体的に示すことが意味がある。
子どもに見させるためには、「甲虫の幼虫」を教室に持ち込むという手もある。
1年生の入門期の指導では、5・7・5の17音がまず認識できない。それをどの様な手立てを取れば、それができるのか。それをまとめる。
高学年で句ばかり作らせていくと、何となく重い雰囲気になった。句会を行い、それをゲーム化することで知的な遊びになっていく。
一つ一つについて問題点を挙げ、解決の方向を示すことが、本番の発表の柱になるのではないか。
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昨日は、七砂小との教職員のバトミントンの試合でわが八名川小のチームが勝った。
これで、三勝である。あと一回勝つと決勝大会らしい。
卓球でも八名川小は江東区で三位の賞状をもらってきたが、バトミントンでもなかなかである。