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十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

研究授業

2009-02-11 | ジュニア俳句

18日に今年度最後の研究授業が行われる。


授業は5年生で行われるのだが、教育委員会の指導室の先生方が授業を見に来る。その際に、今年の研究を一定まとめた発表が行われることになる。


研究主任のO教諭が中心になってその準備を行っている。私も、一緒に相談に乗ったり討議に加わったりしている。


その中で、来年度の方針や本番の発表会での発表の在り方を考えたりしている。


◎ともかく、大事なことは、毎週の十分間俳句をやり続けると言うことだ。続けることによって習慣化し、発見する力や感動を言葉に表す方法を獲得すること。自然に目を向ける態度を培うことなどができる。


◎毎月一時間のロングの指導タイムは、観察する方法や鑑賞する方法、言葉を広げることなどのワンポイントレッスンと友だちの句を互いに鑑賞しながら、取り組む意欲を高めること


 


この二点が軸だと強く感じた。


◎そのために、毎週続けるための「テーマ」を一年間分作り上げること。これには、子ども達が取り組みやすいものと取り組みにくいものがあるので、それを実践の中で見分けること。


◎句会が重要である。これは、俳句界における上達の仕組みであり、財産である。


◎問題点を突破する具体的な方法を提案する


例えば、「春探し」をする。通常は校庭や公園に行き、いろいろなものを発見する、という方法であるが、何となく行って、何だかわからず帰ってくる子もいる。この時に、具体的に 「桜の木を見て」とか、「水の中の蛙の卵を見て」など具体的な指示をするとか、「目で見て」「耳できいて」「においをかいで」など諸感覚を使った見方を練習するなど問題を突破する方法を具体的に示すことが意味がある。


子どもに見させるためには、「甲虫の幼虫」を教室に持ち込むという手もある。


1年生の入門期の指導では、5・7・5の17音がまず認識できない。それをどの様な手立てを取れば、それができるのか。それをまとめる。


高学年で句ばかり作らせていくと、何となく重い雰囲気になった。句会を行い、それをゲーム化することで知的な遊びになっていく。


一つ一つについて問題点を挙げ、解決の方向を示すことが、本番の発表の柱になるのではないか。


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昨日は、七砂小との教職員のバトミントンの試合でわが八名川小のチームが勝った。


これで、三勝である。あと一回勝つと決勝大会らしい。


卓球でも八名川小は江東区で三位の賞状をもらってきたが、バトミントンでもなかなかである。


木瓜の花

2009-02-09 | ジュニア俳句

今度の土曜日は、吹奏楽部の演奏会である。


9時半開場、10時開演である。


今朝も練習に余念がない。



  吹奏楽部演奏会←クリックしてください。


今日の午前中は、雪印種苗とグリーンテックの方々と芝生の今後の育成の問題について話し合った。


近いうちに便りの文書を出す予定だが、20日(金)学校公開日の午後4時から説明会を開き、来年度の育成方針について詳しく説明する予定でいる。


いわゆる「鳥取方式」を取り入れるなど、子ども達も参加した形で芝生づくりを展開したいという思いもある。


午後は、本校の特色ある教育の一つの柱である「学習塾連携事業」の来年度の展開について、全国学習塾協会専務理事のI氏と話し合うなどした。学習塾連携事業は、今年で5年目。一定の見直しの時期でもある。


今、新たな展開を模索しているところだ。


さて、今日の本題だが、四年生が教室に木瓜の花を持ち込んで俳句作りをした。一月の終わりの話だが、この事はまだ紹介していなかったようなので、ここで紹介する。


この木瓜を更に六年生の教室に持ち込んで、ここでも俳句を作った。


四年生の子ども達は、気に入った句を各自一句ずつ選び句会をしたが、ここでは子ども達が選ばなかった句からすてきな句を紹介しよう。


木瓜をかぐ花と鼻でキスをする


木瓜の花黒板前でよろしくね


転入生それはだれかと木瓜の花


えださんは木瓜をさかせてするおしゃれ


木瓜の花赤と緑のワンピース


木瓜の花きっとてれてるピンク色


花粉症木瓜の花からこんにちは


花たちがぼくらのじゅぎょうかんさつだ


和菓子だね色あざやかな木瓜の花


木瓜の木のねむたがりやのつぼみさん


木瓜の花守るとげさんガードマン


 


木瓜には鋭い棘がある。私もはじめて知りました。


 


 


言葉遊び

2009-02-06 | ジュニア俳句

今週は、毎日夜の会議・会合があり些か疲れ気味である。それに、昨日は危うく「かぼちちゃ」になりかけた。
風邪のほうは快方に向かっている。残っているのは鼻水だけだ。
今日は、新一年生保護者会があった。
会場は体育館である。昨年は、ランチルームでおこなったが、「せますぎた」との反省からだ。
来年度の新一年生は、72名になる予定だ。基準いっぱいいっぱいの数字である。
何人かの補欠の方にはお断りしなければならない状況である。
一昨年までは、「八名川小にきてほしい」とお願いしていた立場として何とも申し訳ない気持ちだ。


芭蕉記念館のYさんが深川芭蕉祭小学生俳句大会の要項を届けてくれた。
もちろん本校でも取り組むし、江東区の学校に呼びかけるつもりである。
締め切りは3月27日。
全国どなたでも応募できます。詳しいことは、芭蕉記念館3631-1448まで。


さて、二年生や四年生が言葉遊びに取り組んでいる。


四年生はクロスワードパズルやなぞなぞなど。例えばこんなふうである。


ドッチボールのトロフィーとかけて何ととく。
オリンピックの選手ととく。
その心は~~~~どちらも輝いている


居酒屋のお父さんとかけて何ととく
飛び出そうとしている鳥ととく
その心は~~~~どちらも羽をのばしている


失恋してしまった男せいとかけて何ととく。
やぶれた紙ととく。
その心は~~~~どちらもずたずた


二年生は、擬音語の勉強を勉強して俳句を作った。


昼ごはんちゅるちゅるちゅるスパゲティー


雪がっせんビョンビョンビョンとはじけたぞ


雪さんはジャリジャリジャリと氷あじ


かえるさんクワックワックワッ声だすよ


けんかしてガンガンガンとママおこる


大なわでぴょんぴょこぴょんときろく出す


 


 


いろいろな広がりがありおもしろい。


 


 


よい情報

2009-02-04 | ジュニア俳句

なかなか風邪が引かない。(風邪を引かないではなく、風邪が引かないのである)


今日の朝、ぐっしょりと汗をかいたのでこれで仕舞いかと思ったがそうでもない。


喉から始まって咳、くしゃみ、鼻水ときた。そろそろ最終段階であろう。


以上が、「よい情報」というわけではない。


よい情報は二つ。


一つは、現代俳句協会のジュニア俳句祭をもしかしたら江東区内で開催できるかもしれないというもの。行われるとしたら、八月一日の土曜日であろう。


可能性はかなりある。


二つ目は、ある俳句関係の雑誌が学生を組織しようとする動きがあることだ。その記者さんから今日電話があった。中学生・高校生もうまくすると参加できるかもしれない。


 


 


風邪の句を作ったのでご披露。


 


 春の風邪出発点は喉の毬


 咳くしゃみ喉の痛みや春の風邪


 春の風邪小便ばかりもよおして


 


あまり品がないね。失礼しました。


八名川句会

2009-02-03 | ジュニア俳句

風邪を引いた。


土曜日の午後、ほんのわずかに喉に違和感があった。その違和感があっという間に広がってきた。ヒリヒリと痛くなってくる。
元々喉が弱く、冬になるとそうした状況になるのはめずらしいことではない。
しかし、今年の冬は初めてだ。


肩から背中にかけて重くなる。頭がなにやらボッとしてくる。だがたいした熱ではない。


喉がどんどん痛くなってきて、今日になっても状況は変わらない。


喉を中心に同心円的に症状が出る。
腕は二の腕までがだるいが、指先はだるくない。腰から上は芳しくないが、足はだるくないので歩くのは苦にならない。食欲はまあまああるので、大丈夫だろう。


こういう時はルゴールを塗る。あんまり塗りすぎると体によくないと最近は言われるが、これが一番効くのだ。


そんな状況でも、八名川句会は楽しい。今日の出席者は五人。お一人は、今日お嬢さんが受験に受かった。


節分の前に福きた我が家かな


福寿草きっと咲くから発表日


本当におめでとうございます。


その他、もろもろの句。


初場所や料理の手をとめ横綱戦


鬼は外私の鬼って何だろう?


駅伝の旗もちぎれる大声援


吹き荒ぶ北風(きた)に向かいて肩寄せて


冬の空三歩歩いて肩上がる


あけまして足し算はじめるお年玉


春隣手と手をつなぐ女の子


寒天の味わい深き句会かな


(手作りの寒天をごちそうになりました。)


と言うわけで、風邪を引いていることも忘れてしまう抱腹絶倒の句会でした。


皆さんもぜひお出かけください。


三月の八名川句会の日程は決まっていませんが多分9日(月)になると思います。


今日は、これでお休みなさい。