最近、上記の本を読んだ。そして、改めて「俳句」と「写真」は似ていると感じた。この本の中には、俳句づくりに通じる考え方や技術が書き込まれている。
まず、お散歩写真。
目に入るすべてのものを被写体として見る。すると、意外な風景やモノが発見できる。
お散歩写真五箇条
① 技術以前が大事-----被写体への興味を大切に
② 対象を均等に見る-----固定概念を払拭して対象を均等に見る
③ 自分自身をおもしろがる-----自分の興味を持ったことに確信を持ち、その感性を面白がる。
④ 好奇心と柔らか頭-----人の話題に「なになに?」と首を突っ込むほどの好奇心
⑤ 人を撮ろう-----人と向き合うことは、町と向き合うことでもある。
被写体と出会う 心技を磨く
半径十メートルから撮り始めよう
出会い力を強化する 一日十枚必ず何か撮る。毎日続けることが大事
ずれに注目 ・角度、遠近、・明暗 ・時間など
気になったらそれが被写体 funny と intersting
ハレとケ、
虫の目線、鳥の目線-----世界の見え方がちがう
裏側に注目する
などなど、実に面白い本だった。 芸術新潮社刊1800円