十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

卒業式終わる

2009-03-26 | ジュニア俳句
卒業式が終わった。 本校の卒業式の特徴は、卒業生一人一人が壇上で約1分のスピーチをすることだ。 1分というのはかなりの長さである。
小学校生活を総括し、中学生になるに当たっての決意を述べる。
今年で4年目になる。
この考え方の基礎になっていることは、教育の成果というものは、最終的には、子ども一人一人、個人のかえらなければならないということだ。 集団として育っている姿だけではなく、一人一人が育っている姿を見せることが必要だと考えたからだ。
今年の6年生も見事だった。 6年間の成果であり、また、6年担任の指導力が大きい。
しかし、これも人数が少ないからできることで、数年後には無理になるだろう。

95才のおばあちゃんから便りをいただいた。 ひいきにしている俳人 大場白水郎のお子さんの「お嫁さん」である。
今、デーサービスに通っていて、そこで俳句のサークルができたという。
 詠んだ句を送ってくれた。  

節分や年の数ほど豆拾い  

水仙や清き少女の香に匂う  

水仙の球根届き恵比須顔  

水仙の干菓子に集う御茶の友  

うぐいすが木の葉をゆらしプロポーズ  

うぐいすの影寄り添って汀女の碑  

笹鳴きや梅なき庭もにぎやいて

水仙の香につれ舞うや冬の蝶

とても95歳の人の句とは思えない。若い。

深川芭蕉まつりの俳句は、二千を超えたという。
遠くは四国からも大垣からも応募があったそうだ。
明日が締め切りということである。



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