十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

俳句の町 江東区を目指して

2010-05-07 | ジュニア俳句

と、表題を掲げたが、これはずっと先の話だ。
が、いずれはという思いがある。
目指すは「松山」だ。
確かにスケールから言うと、地方都市の方がずっとやりやすい。
範囲が限定されているからだ。
地方では文化圏が築ける。
手に届く範囲に対象がいる。
メディアとのつながりも強い。

それに反して、江東区は独立した文化圏になりにくい。
では、デメリットばかりか。
そんなはずはないと思う。

例えば、先日のNHKBSニッポン全国俳句日和には、江東区の子ども達が出演し、江東区が会場となった。中央のメディアと直接つながれる可能性が高いということだ。
現代俳句協会の本部と結んで出張俳句教室を行えるということも、メリットの一つだろう。著名な俳人を呼ぶことも地方と比べれば相当に容易だ。
このことは、一挙に江東区が全国区に名乗りをあげる可能性があるということでもある。

このメリットを最大限に生かそう。
と同時に、地道に地域での活動を積み上げていくことが絶対的な条件だ。

きのう、江東「どんどんどん」のKさんが見えた。
「どんどこどん」は、人とまちをつなげるNPO・市民活動情報紙と位置づけられている。
そのトップページに写真俳句を掲載できないかという相談であった。これは、新江東歳時記につながる提案である。
いくつかの案を具体的に検討し、実現につなげようということになった。

NPO本所深川のYさんからも依頼があった。
5月16日の「おくのほそ道」追体験クルージングで「俳句体験講座」をしてくれないかという依頼であった。
以前、東京スカイツリーと深川を結ぶモニターツアーで同じような試みをしたことがある。わんぱく相撲の日でもあるし、「波」の東京例会の日でもある。が、引き受けることにした。
今は、なんでもいいから、色々なところに俳句が入り込んでいくことが大切なのだ。

 

 





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