取り合わせの句の指導は、あまりうまくいかないのだが、
それとは関係なく、子どもたちの感性はなかなかのものだ。
五年生の句を紹介する。
猫食べる私も食べる初鰹
なかなか贅沢な猫である。
衣がえタンスの中は夏の音
「タンスの中の夏の音」がきれい。いかにも聞こえてきそうな感じがする。
雨涼し三階の廊下長いなあ
外には出られない。廊下の細長さだけが強調される。
五月晴五年の畑たがやした
畑を耕すには絶好の天気だ。すがすがしい空気感がある。
水の上にんじゃあめんぼやってきた
忍者のようなすまし足。これがあめんぼだ。良く捉えているなあ。
雨がふるバスもちこくだ夏の朝
雨の日はみんな何となく遅くなります。
五月雨にサッカーボールさみしげに
雨にボールが打たれている。そんな光景ですね。
神様が大泣きしている五月雨
随分雨がふった。神様が大泣きがおもしろい。
クラリネットいくらふいても太らない
確かに。面白い発見だ。
明日は、芝生のオープラニングパーティです。
10時~ 芝生と芝刈り講習会
11時~ オープニング
皆さんどうぞおいで下さい。
天候が心配ですが、雨天でも決行です。