十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

退職後、初めての休日

2010-04-03 | ジュニア俳句

急告 明日の 「いちじはん句会 お花見」は、中止です。


都合により、明日猿江公園で予定されていた句会「いちじはん」は、中止します。


次の会は、4月25日(日) 


場所は八名川小学校を予定しています。


昨日は、今後の江東区の俳句活動の方針案を立てた。
具体的に、重点となりそうな学校をピックアップして働きかけ、関心のある先生を発掘していききたいと思う。
波郷記念館のジュニア俳句大会の句の分析をしてみたい。

今日は、昼から句会に出かけた。
モノローグの会という。俳人で女優の松岡みどりさんが中心になっている句会だ。
私が、句会というものに初めて出たのは、5年ほど前。この句会だった。
ある会で松岡さんと知り合い、誘われたのだ。
松岡さんは、銀化の俳人で、NHKBSの俳句王国の常連出演者である。
最初の会は、阿佐ヶ谷の駅前の喫茶店だった。
メンバーは、五人か六人だった。
初めて句会というもに出席して、それなりに緊張した。
何回目の時、石寒太さんがこの会にいらした。
寒太さんの明解な解説にすごく心を動かされた。
「プロの俳人というのはすごいものだ」
と思った。
「俳句をしようと思ったら、ちゃんと勉強しなければいけない。プロに教えてもらった方がよい」
そう考えたのは、寒太さんの話をきいたからだ。
芭蕉記念館の下山さんに
適当な句会はありませんか?」
と尋ねたら、倉橋羊村先生の「蔵の会」を紹介してくれた。
蔵の会は、倉橋先生が主宰となってる「波」の下部サークルだ。
それが縁で波の会員になった。
「波」の人たちは、きれいな日本語を遣い、格調の高い俳句を作る。
結社によって傾向にそれぞれ独特なものがある。
私のがさつな句では、およびもつかない。
なかなか句会には参加できなかったが、投句だけはするようにして、4年ほど・・・・
でも、なんとなく俳句というものに親しみが出て来た。
そのことが、子ども達の指導にも役立っている。

さて、今日のモノローグの会に出した句の中では、


白木蓮三月十日の空に浮く


が誉められた。


早めに終わったので、千鳥ヶ淵に一人で花見に行った。
大変な人の数だ。
フェアモントホテル(?)は、とっくの昔になくなっていた。
ラッシュアワーの駅の構内を歩くようにそろそろと歩いた。

だが、
「さすが、満開!」

花見客視る愉しみも花見かな


写真俳句も作った。これは、やながわファミリー日記に投稿した。


http://yngw-family315.blogspot.com/

その後、日本橋まで歩いた。歩いてみると近いものだ。
木場まで歩こうかと思ったが、雨が降ってきて、あわてて地下鉄の中に。
こうして、退職後初めての休日は終わった。