INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

シーゲルの想い出

2014年02月24日 | 暮らし

Dscn1393苺をたくさん頂いたので、久し振りにショートケーキを作りました。本に載っていない洋菓子作りのコツをいろいろと教えてくれたのは、学生時代にアルバイトをしたケーキ屋さんの川名子さん。渋谷のフランセで店長をしていたと聞いてお店を訪れてみたら、とても美味しくて感激しました。アルバイトを募集していたので、すぐに申し込んで2年間位通いました。

バレンタインデーの前夜遅くまでチョコレートを作ったり、クリスマスにはシュー皮でツリーを作って、マジパンの薔薇の花を飾ったり。店長の知り合いの有名洋菓子屋さんのケーキを食べ歩いたり、家族ぐるみでお付き合いして頂いて、本当に楽しかった。欧州修業時代のアルバムや洋菓子の資料を見て、自分が過ごしてきたのとは別の世界があると思い、今の進路で本当に良いのかと迷ったことも。

10年位前に一度、お店を訪ねました。科学博の際、毎日オーストリア館から大量の注文があって発展したそうで、とても立派なお店になっていました。でも、昔からのメニューも健在で、懐かしい味にも会えました。「シーゲル」という店名は、ドイツ語かと思っていたら、店長の名前でした。スイーツを作る度に想い出します。

 

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