goo blog サービス終了のお知らせ 

函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

法務省のお勉強会

2010年07月02日 04時41分53秒 | 治安
東京都迷惑防止条例違反(盗撮目的の卑わい行為)罪で、在宅起訴された男性。
「取調べで調書の内容が違うと答えたが、取り合ってくれなかった」と無罪を主張。
しかし東京簡裁は、自白調書や関係者の証言などを採用し、罰金30万円の判決。

ところが東京高裁では一転、無罪を言い渡して今年2月に確定していた。
理由は、「捜査官が誘導したか、作文した疑いをぬぐえない」と信用性を否定。
男性をアスペルガー障害と診断した医師の意見書や証言を重視。

通常の人より混乱しやすいとして、女性らの証言は盗撮を裏付けないと判断。
当然の判決だと思うと同時に、取調べの全面可視化の必要性を痛感。 
このような軽微な犯罪にも、常に冤罪の影がつきまとっている現実。

それなのに、強引な取調べの実態を知らない「法務省のお勉強会」では・・・。
全ての取調べを録音・録画するのは、現実的でないというが・・・。
密室での長時間の取調べが、虚偽の自白を強要してきたのは事実。

その重要な問題点をさて置いて、検察や警察に擦り寄るいやらしさ。
その現実から目をそらすこと自体が、現実的ではない・・・。
ましてや、取調べを受けた経験していない「お勉強会」の方々。

まずは自分たちが、警察や検察の取調べを体験したらいい。
「自白は証拠の王」・・・そんな思いを捨てきれない捜査機関。
いつまで、そんな遺物にしがみつくつもりだろうか・・・。

供述調書を「作文」と揶揄されても、気づかないとは・・・やれやれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相撲界の不祥事(その3)

2010年07月01日 06時09分13秒 | オヤジのつぶやき
大相撲の野球賭博問題、大量の処分者が出る見込みのようだ。
これまでの調査では、関与した大半の関取・親方たちは・・・。
少なくとも2年以上にわたり、数百万円を賭けていたとか。

関取衆の野球賭博は、常態化して生活の一部だったとも聞く。
親方と関取の大半は、場所中に毎日のように賭けており・・・。
賭け金のトータルも数万円ではなく、大方が100万円以上。

琴光喜の数千万円もの負けを筆頭に、1千万円以上、負けた者もいる。
元三役を含む数人の関取らも1千万円以上の金を突っ込んでいた。
特別調査委員会は、数百万円以上を賭けていた場合は厳罰で臨む方針。

そして琴光喜は、相撲界から永久追放という除名の話もチラホラ。
処分の線引きは、金額の大きさと暴力団とのかかわりだと言うが・・・。
委員会の処罰基準は極めて曖昧、こんな基準でいいのだろうか。

協会の調査に対して、上申書で賭博関与を申告したは30人足らず。
沈黙を続ける者もいるらしく、ウソつきが生き延びるとは・・・。
上申書を書いた力士は、寛大な処分とはならないのだろうか・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする