豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2020年07月01日 17時05分06秒 | 日記
 ( Vol 2601 ) 「black lives matte」の運動は 冷静になって考えてほしい 過去の事実をどう未来に活かすか 考えてほしい 
一人一人 みな 自然の下では 平等である なぜ その単純なことができないのか


アメリカで起きた 警察官による黒人男性への逮捕行動が きっかけで この運動は広がった

この運動に参加しているのは 若者たちが多いようである

いつの時代も 若者たちによって 歴史の反省 糾弾 が行われる

この行動は 反省する という点で良いことである


しかし 今回の運動によって 「奴隷」という 過去の歴史の事実において 

奴隷という行為を 推進した者の 銅像が 倒された

この行為は 正しいのだろうか


過去の事実を暴く ということは 過去への反省という意味で 有意義である

しかし 現代に影響を及ぼした人物の銅像を 破壊する 否定する ということはどうだろうか

偉大な人物には 功罪はつきものである

大事なのは 功を認めるだけでなく 罪も認める ことである


そして 罪について 是正する ことである

功績のあった銅像に 過去の罪についても 功績内容とともに 罪の内容についても 併記するようにして 過去の過ちを すべての人にとって 反省する 機会を持つように図るべきである


その意味において 今後 どう この運動を世の中の 差別 すべてにおいて どう対処させていくか を考えさせる 行動に発展させる必要があるのではないか

差別は 黒人差別だけではない 階級差別 地域差別 その他にも ある

世の中から差別をなくす 運動に発展させていってもらいたい


人は 自然の中において みな 平等 である


なぜ 人間の文明社会では  差別が必要なのか

そこには 人 一人一人が 自分の優位性を 表現しようとしているからではないか


一人一人 認める 心をもってもらいたい ものである


また 過去の争いにおいても 勝者である国は 敗戦国の 建造物や銅像を破壊してきた

この行為は 歴史を知る という点において 疑問を感じる

「否定」 という 行動が すべてを抹消しようとする

過去は過去 として 肯定する ということが大事なのではないか

そして すべてが そこから はじまる のではないか





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