( Vol 12 )
喜怒哀楽の中には すごい力が 内在されている
人間 この感情があって 人間
この感情なくしては
人間らしさが 失われる
いまの社会
なにもかも 無菌化しようとしている
セイケツ ケンカしない アラソワない イイコでいる
オコらない シカらない
ということを 子どもを育むうえで言う
人間の 大きさは
経験の中から 育まれる
危ない いい影響を与えない 大人の目から
転ばぬ先の杖 を やっていては
経験の幅は 狭くなる
経験ができなくなる
まるで 常識を信奉する大人たちの ロボット
経験をしないで 社会の場で
うまく生きていけるのだろうか
社会を 発展させることができるのか
一般世間で 起きていることに 対応できるのだろうか
疑問である
人間
良いこと 悪いこと
それは 経験の中から 体感の中から
知る 得る
体得する
人間を 大きく育てるには
冒険を させること
効果ばかりではない 逆効果もある
しかし
プラス面も マイナス面も
すべてが 肥やし
社会にでたとき 判断の基礎になる
その根底に 喜怒哀楽が関わる
人間 この世に オギャーと 生まれてきたときから
生きようと 自分を出してくる
生きようとする 欲を出してくる
その欲を 感情として 現すのが 喜怒哀楽
欲は 悪でもない
生きるために 必要
この 欲 喜怒哀楽を
どう使うかによって
その評価は 違ってくる
極度に出すと 問題を 起こす
適度に出せば 生きる力に 連動する
喜怒哀楽 その表現は
親から子へと
伝承される
成長する課程で 育まれる
生活環境で 表現も変わる
社会環境で 表現も変わる
親子でも 兄弟でも
一人一人 それぞれ 欲は 違う
それぞれから 見た 環境は 違って見えることによって
欲は 違ってくる
自分を 見て
自分を 一番に思って
自分を 認めて
自分を 最優先にして
自分を 一番愛して
自分のことを 聞いて
と 自分を 中心にして 見る
これが 一般的
これが 人間
これが 生きる原点
これが 欲
このことが いろいろと
自分に 刺激を与える
この 刺激を どのように使うか
それは 経験の中から 育まれる
親が 助言を
友人が 助言を
先生が 助言を
先輩が 助言を
大人たちが 助言を
助言は ときには シカリ(叱り)となるが
その助言から なにを 得るのか
その助言から どう成長させるのか
経験から 得ることをしなければ
こころは 成長はしない
経験から 得ることをすれば
こころは 成長する
失敗を 繰り返しながら
その中から 自分を 大きくするモノを つかむ
失敗は マイナスでじゃない
失敗は チャンス
失敗は 先生
大いに失敗を
失敗が これからの成長での
壁 障害を
乗り越える力 と なる
生きていく上で 障害 壁 は
何回でも 訪れる
幼いときから
この 障害 壁 を
乗り越える 経験
この経験が 力となる
壁 障害 は
そのとき そのとき
大きさが違って見える
しかし 違った見方 とらえ方をすると
みな同じ
大きく見るか
同じに見るか
それは 本人
喜怒哀楽は オモシロイ
喜怒哀楽は 力