豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2021年05月20日 20時23分42秒 | 日記
 ( Vol 2812 ) 新自由主義は 日本の経済回復にとって 特効薬なのか 疑問である

新自由主義は 中曽根政権から 政策に取り入れてきたが 今日まで 成果は上がっていない

なぜ なのか

ここには 新自由主義とは 何かに どのような中から生まれたのか を知る必要がある

調べると
新自由主義とは 簡単にいうと 「小さな政府」「市場の自由」を目指す考え方 といえる

自己責任を基本に小さな政府を推進し、均衡財政、福祉・公共サービスなどの縮小、公営事業の民営化、グローバル化を前提とした経済政策、規制緩和による競争促進、労働者保護廃止などの経済政策の体系。競争志向を正統化するための市場原理主義からなる、資本主義経済体制
                     ( 出典 ウィキペディア )


この背景には 政府が市場を囲い込み過ぎたために 経済的停滞が起こった ということから 新自由主義が起きた

では どのような状況下で 政策に応用されたのか

アメリカにおいて1970年代のスタグフレーションを契機に物価上昇を抑える金融経済政策の重視

1980年に大統領となったロナルド・レーガンは 「ケインズ主義福祉国家」の解体に着手し 「小さな政府」をスローガンして 導入

イギリスにおいても 政策に導入し 国営企業の民営化が行われた

これは インフレ対策として
規制緩和 自由化 民営化 グローバル化を推し進めて 「小さな政府」を目指す改革を行った

では 日本の経済状況は どうだったか

日本は デフレであった

状況は アメリカ イギリスとは 状況は 真逆であった

このような 状況下で 日本政府は 自民党政権は 処方箋を誤った といえる

アメリカ イギリスで 成功を納めた 新自由主義を 信奉して 取り入れた結果

どうであったか 

日本は いまだに 経済の停滞状況から 脱出できない

これは 明らかに 新自由主義では 対応できない ということを証明している

にもかかわらず

新自由主義の政策を 推し進めようとしている

これはなぜなのか

そこには 政治家の金満主義があるのではないか

中間層のない 富裕層と貧困層生み 貧富の格差を拡大させた

特に 自己責任 という言葉だけが 一人歩きして その皺寄せは 貧困層に重くのしかかった

また 市場へのお金の投入の 論理は 

大企業が儲かれば 中小企業 労働者も潤い 結果 市場では お金が流通して 経済は 成長する という 身勝手な論理を展開

現実は どうか

現実は 大企業は 利益を企業内に溜め込み 中小企業 労働者へは行き渡らない状況を生み

労働者の賃金は 実質的に 減額になった

構造改革も アメリカのグローバル金融政策に 便乗する形で行われ 日本の経済状況を無視した政策を自民党政権は行った


日本経済は 停滞から 脱出できない という状況でいる

このことからも 今の日本の状況からは 新自由主義を取り入れた政策は 不適切 といえる

なぜ 新自由主義を唱えている ブレーンを 自民党政権は重用するのか

そこには 自民党の利権が絡んでいるのではないか

構造改革にしても ある特定のものしか 恩恵を受けていない

国民 全体が 恩恵を受けず むしろ 国民の生活は窮地に追いやられた


新自由主義という政策手段は 今の日本の状況からは 適正ではない といえる






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