豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2023年02月06日 19時28分52秒 | 日記

( Vol     3190  )    最近のモラルの問題は 社会の反映でもある

報道を賑わしている 回転寿司での 迷惑行為 これは モラルという問題 を提起するものである

このような行為が ここのところ 続いて起きている

 

なぜ このような モラルのない行為が起きるのか

ここには 社会との 関係があるのではないか

 

遡ってみると

戦後の日本は その日をいかに生きていくかということで 社会秩序は モラルの低下状態であった

1964年東京オリンピックの開催が決まると 日本社会は 意識改革をする

その一つが 美化運動である

この美化運動は 教育 地域 社会 に広まり 

モラルの充実を生んだ

1970年代は 日本社会は 中流意識 という経済の安定を勝ち取り

ルールを尊重し 守る 社会を維持してきた

 

しかし 1980年代後半から 日本経済は 停滞しはじめ

非正規雇用制度は 導入されると 貧富の格差が広がり 

日本社会は 戦後直後のような その日をどう生き抜くか という状況に陥った

 

このことにより モラルは低下 

若者たちの 将来への 希望は暗いものとなる

これが 若者たちの中に モラルを無視した 行動をとる ことが起きてきたととれる

この行為は 非難されるべきことではあるが

このような 環境をつくったのは 政治である

 

政治は 政治家によって つくられる

 

このような 社会にした 原因者として 政治家があげられる

 

もう一度 美化運動をした時のような モラルのある社会を取り戻してもらいたい

それには 政治家の 私利私欲中心の政治思考 を 国民のための政治思考に変える必要がある

また 教育現場における 変革も必要である

教員と生徒との関係のあり方を 「お友達」から 生徒との距離を置いた 威厳を持った モラルを示す指導をする 「本来の先生」へと変更

モラルに反することは 威厳をもって 叱る 注意する

生徒には お友達感覚を持たせない

また 教師は 生徒の規範となるように 日頃から モラルに対して 気を使う 行動をとる 必要がある

 

家庭においても 意識の改革が 必要である

モラルを 軽視するようになる 環境には 家庭の影響もある

いかに 家庭で モラルについて 子供に教え モラルを守る ことを自然とできるように習慣づける 環境を親がする努力が求められる

 

モラルを破るのは 影響力の強い たった一人の 人によって 引き起こされ 社会に影響を及ぼす

目立つような モラルを破る行動をすれば 社会が 報道が取り上げ 目立つ という 単純な思考が モラルの低下を 助長している

モラルを守らない行動は 社会的に 問題である ということを 強く印象づける 報道 が必要である

社会を変えるには 市民にモラルを尊重し 守る 

ということを 強く社会に訴える必要がある

 

モラルを尊重し 守ることで 社会が安心して 快適に過ごせる 状態になる ということを 報道で強調することも必要である

 

子供時代にいかに モラルを守ることが 社会秩序にとって 必要であり 大事であるかを 教える 必要がある

 

それには 今の自分だけが利益を得ればいい という 自己優先から 他者への配慮 気配り をする 行動をとるように 思考を変える ことである

 

モラルが乱れる

その原因は社会にある

そして 政治にある

 

国の経済が 安定して みんなが中流意識 を持てるような 生活環境になれば 社会は乱れることはない

 

 

 

 

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