豊前善三つれづれ日記

( Vol 1536 ) アメリカ大統領にえらばれたトランプ氏の 記者会見での 報道への非難は 報道の自由を奪う恐れがある

トランプ氏の 報道への 非難は 安倍政権による 報道への批判を思い出させる

間違った情報への 攻撃として 怒りを 報道機関の担当者を前にして 批判

これは 私的には 許容されるが 公的立場ということを考えると 許される範囲ではない

ここには権力と権力という ことが存在する

権力が 巨大になれば 独裁的になる

この 独裁的になることが 危惧されることである


特に 今回の大統領選挙では 誹謗中傷合戦が繰り広げられ 中には 偽情報まで 流れた

本来では 正しい情報が流されることなのだが

インターネット社会では 真偽の別なく あっという間に流されてしまっている

そのことの 顕著であったのが 大統領選挙ではなかっただろうか


いままでも 大統領選挙では 誹謗中傷がなされていたが 今回ほど 大きくなったことはなかったのではなかったか


そのことは トランプ氏の戦略とも 関係するのではないか


トランプ氏は 民衆の心をつかむ手法として 批判を多用していた


そうした中で 情報は拡散されたり 情報が作られたり ということが起きた


報道は 基本的には 正しい情報を流すことに努めている


間違いは正すことが必要であるが

間違った情報を流したことによる 報道への圧力をかけることは 行き過ぎである


このことは 権力の乱用につながる



ここのところトランプ氏の 発言は カリスマ的な一面を見せ 独裁的にも映る


トランプ氏には 発言するときは公的な立場として 民衆からと理解されることを意識する必要があるのではないか


トランプ氏が正式に大統領に着任したとき この点について どう表現するのか


トランプ氏の 言動が せかいにおおきくえいきょうをあたえかねない