( Vol 3115 ) ここ20年間の 日本経済の低迷は 自民党政権の政策の失敗と 企業の経営方針にある
企業は 国際競争に勝つためには 人件費の抑制であると 当時は主張
これに呼応するように 自民党政権は 非正規雇用制度を 制定
この行動が 後になって 経済の低迷を招いた
企業は 戦後のサプライチェーンという立場からの脱却を図るために
1960年代に入ると 技術革新という 積極的な改革をしてきた
人件費の抑制よりも 技術革新こそが 企業の経営の向上がある という姿勢であった
しかし 1990年代に入ると 企業は 技術革新よりも 人件費の抑制に走った
これは 中国への 企業の工場移転が絡んでいる
国際競争力には 人件費の抑制 しかない と思い込んでしまった
この 勘違いが 企業の国際競争力を落とした
自民党政権も 経済政策に疎く
人気の経済学者の意見を 疑うこともなく取り入れた
結果が 日本の経済は 低迷をし続ける
このことを 認めずに 意地になって 推し進めている
経済学者も 自分の非を認めずに 政治家の責任にしている
日本の経済の 低迷は 世界経済の変化よりも 企業の戦略姿勢の守勢 人件費の抑制への 変化がもたらした ともいえる
結果としいえることは このような状況に陥ったのは
自民党政権の 判断の悪さ といえる
自ら 経済 経営について 探求しない 他人任せの姿勢が 招いている
自民党政権の 中身のない 場当たり姿勢 思考 が招いている
そして 非を認める という 反省もしない
これでは 進歩はない
アベノミクス で経済成長ができていない という事実は 明らかに
政策の誤りである
日銀総裁も金融政策の 非を認めず 保身に走っている
日本経済を推進する立場のものたちが 責任逃れの行動をとっている
日本経済を建て直すには 国際競争力をつける という土壌を取り戻すことである
保守的な安泰を求めては 国際競争の中では 戦えない
日本の立場は サプライチェーンの立場ではない
技術革新で戦わなければならない という立場である
ここを意識していない 保守的な安泰ボケである
自民党政権も 企業も 保守的な安泰ボケ である
もっと危機意識をもってほしい
自民党政権への助言をする 知識人 特に 経済人の質の悪さも 問題である
世界経済を牽引する という気概をもって欲しいものである
日本経済低迷は 自民党政権の失策である