( Vol 2165 ) 権力者は 善悪の基準を 大義名分の下で判断している
個人を尊重する という 人間の生存ということに 焦点を合わせると 曲げられ 軽視されてきた
殺人は どこの国の法律も 悪と決めている
それなのに 戦争という 大義名分では 性善としてあつかう
どこかがおかしい
人間の歴史は 権力者によって つくられてきた といっても過言ではない
大義名分の下 善が 歪められてきた といえる
今も 世界中で 権力者によって 善悪について 矛盾した判断がなされている
大義名分の下 正しいことを 無視してよいのか
大義名分の下 悪を 善と置き換えていいのか
非常に 人間社会は 矛盾している
ご都合主義の社会になっている
権力者の 行動 弁明 答弁 は 矛盾に満ちている
その矛盾を 正すことができない そこが権力
この構図を 止めることによって 自由平等が保証されることによって 差別のない 世界が作られることになるのではないか
戦争においては 勝者にも 敗者にも 裁かれる 問題がある
裁かれるのは 敗者だけではない
差別批判していながら 自分は差別をしている その矛盾に気がつくべきではないだろうか
迫害された民族が 力を持つと 迫害していた民族に対して 同じように迫害
世界の紛争は この繰り返しである
やられて 嫌だと感じることは 自分もやらないこと
その精神が 必要なのではないか