豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年09月26日 22時00分36秒 | 日記
 ( Vol 2079 ) 安倍総理は 解散の表明演説の中で 内需主導の力強い経済成長が実現 ということを言ったが そこにはトリックが存在する

このことは 政府の 日本の景気は いざなぎ景気を超える長さにもなる 4年10ヶ月に拡大した という見解 を受けてのこと

しかし その中身を見てみると 国民生活基礎調査によると 世帯年収の分布変化から見えてくるものがある 

中間層の年収の変化を見ると 
      1985年 418万円  全世帯平均所得 493万3千円
      1995年 550万円  全世帯平均所得 664万2千円
      2015年 428万円  全世帯平均所得 545万8千円

と変化

中間層の収入は下がり 所得の低い世帯の層の割合が増えている

平均所得以下の 世帯の割合は 61.4%


また 物価指数の推移を見ると 1992年から2015年まで ほとんど変化はない

1950年の物価指数を 1.00として 1992年から 8 前後を推移している

この結果から 生活は厳しさを増している といえる状況にある


このことから 景気回復していると 政府は言うが 実態は違っている



安倍総理は どこを見ていっているのだろうか

安倍総理にとって 都合の良い 統計数字を みせつけて どうだと言わんばかり だが 現実は違う


数字から景気回復しているように見えるが 実態は違う そのことを隠して言っている


安倍総理の弁には いつも都合の悪いところは隠して 自分に都合の良いところだけを 取り上げて 言う癖がある

何も知らされていない 国民には 安倍総理の 言い分に 同調するだろう


しかし それで 良いのだろうか


報道では 今の日本は 景気対策を打っても 十分に反応してくれないという 低温経済の状態と 報道していた

ただ 残念なのは 報道はもう少し もっと検証するという探求心をを持って報道してもらいものである

それが 国民が 正しい判断ができる 状況を生む


実感なき景気回復


このような状態で 景気回復と喜べないのではないか

安倍総理の弁は ただただ自分が満足するための 自画自賛の弁に映る

国民には 目が向いていない

自分を 守るための弁である


それ故に 森友学園問題 加計学園問題 の追求を回避する 行動にも出た


国会解散の権利は 総理大臣が有しているわけではない それなのに 慣例の中で 行われている

その慣例を 良いことに 自分を守るための 手段として 使っている


解散の正当性 政策の成果を過大評価 を連ねた弁には あきれてしまう


非正規雇用者の増加  

中間層の底上げができない

物価指数は 高い水準 1950年を1.00として 8 を維持し 変化していない


その点について 言及しないという 論じ方には 異議を感じる


安倍政権のやってきたことは 安倍総理が言うほど 成果は上がっていない

むしろ 失敗 と言う方が 妥当である


いつまで 安倍総理は 安倍総理流の トリック をし続けるのか


国民を だますのも 限りがある


国民も 賢くなっていることを 知る必要があるのではないか



政府も いざなぎ景気を超えた という 表現ではなく 冷静な経済状況判断を示して 情報を国民に 報告してほしいものである



 



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