豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年11月08日 11時55分05秒 | 日記
  ( Vol 495 )  田中真紀子 文部科学大臣の 発言の中に埋もれてしまったものの中には どのようなことが含まれているのか

田中真紀子氏の 発言は 世の中を 揺らした

結局 元の鞘に収まった

しかし 田中真紀子氏が 最も言わんとしたところが 薄れてしまったのは ちょっと寂しい


それは なにか

大学の乱立 質の低下 である

いまや 全入時代 

大学に入りたいと思う 受験生は すべて入学できる 状態にまで達した 全大学の 入学受け入れ数が 可能状態

また 少子化が進み 定員割れの大学まで 出てきた

大学進学の 学生の状況を見ると

大学進学に足る 学力が到達していないにもかかわらず 進学させている


これは 高校における 進学指導のあり方 家庭の親の子供への期待 に問題がある

受け入れる大学も 経営を重視するあまり  学力が到達していなくても 入学させるという状態を つくっている


これでは 大学の価値は 下がるばかりである


そのような状態が 日本中に蔓延しているという 背景があって 田中真紀子氏の 発言があったのではないのか


もう少し 高校における 進路指導を しっかりとするべきだはないだろうか

高校における 問題を大学へと先送りにするという手法を取り入れた 進路指導が 悪化させている

これは 高校進学のときから 引き継がれている


中学から 高校へ進学するときの 指導が 安易な形で 行われている


もっと言えば 社会における 就労の受け皿である

何が何でも 大卒優先 優遇 の 就職条件では 偏ってしまう


学歴偏重 をもたらす


この学歴偏重が 大学の質の低下を 招いたとも 言えるのではないか


ヒト は 生きるために 社会で 活躍する

その活躍の仕方は 千差万別 であっていいのではないだろうか


本当に 上の学校に行きたいと思うモノが 進学する 

それが 本来の学校のありかたではないか


進学するだけの学力はないが どこにも行き場がないから とりあえず 進学させる では 問題を先送りするだけではないか

しっかりと 将来に対する 責任を 自覚させるという 進路指導が 必要なのではないだろうか


学びの場を つくることは とてもいいことである

何歳になっても 学びたいヒトはいるのである


社会に出てからでも また 学ぶということができる体制 も必要になる


学ぶ場の確保 と 質の向上 を どうするのか

また 学校経営を どうするのか


今の 文部科学省の 学校経営の指導のあり方は 現実社会に 即しているのか

学校のあり方について 今一度 考えてみる必要があるのではないだろうか

そう言った意味において 田中真紀子氏の 発言の中に このことが 隠れていたのではないかと 推察する

いま 日本の社会における 就職状況は 最悪の状態である

この状態下で どう進路指導するのか

就職回避の道具として 進学が利用されているという 部分もあるのではないだろうか


隠れた ニートである


いま 大学は 経営について 苦労している と同時に 受け入れた学生の 学生生活指導についても 苦労している


大学のあり方が ここに来て 大きく変化しているのが 現実なのではないだろうか


大学の現状を 把握 分析し  

今後の 大学のあり方 中学校 高等学校 における進路指導のあり方 を含めて 考える必要があるのではないだろうか



過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 494 なぜ 若者は目上のヒトのコトバに 「上から目線で言っている」というコトバで 反応するのか 
Vol 493 大飯原発 断層調査は 原子力委員会 自ら掘削し 調査すべきではないか
Vol 492 今回の 中国 万里の長城遭難事故 について 思う
Vol 491 現代社会は 顔の見えない社会に なってきている
Vol 490 今 世界を リードする国の 政治が オカシイ 貧富の差の 拡大を招いている
Vol 489 田中真紀子 文部科学大臣の 新審査基準の 設定による 再審査するという発言は 適切ではない
Vol 488 侵略 占領 それは 先住者の 文化 人格を 否定する 行為に出るくる
Vol 487 タブレットの 普及は さまざまな 生活スタイルを 教育現場を 変えているVol 486 田中真紀子文部科学相の 大学新設不許可 行為は 大臣としての 質が問われる
Vol 485 家電大手パナソニック社長の 「我々は負け組になっている・・・」 ということば その真意は 伝わるのか
Vol 484 アメリカ ニューヨークを 襲った ハリケーン は 現代社会に なにを 投げかけたのだろうか
Vol 483 今回起きた 14歳の少年の インターネット犯罪は  インターネット社会の 危うさを 現している
Vol 482 石原都知事の 「激」発言を 国民は どう捉えたら良いのか
Vol 481 芸術の秋 芸術論を してみたい
Vol 480 なぜ 若者は 都会に投げ出され 放浪するのか
Vol 479 地方交付税の遅滞は 現政権だけでなく 国会議員全体の 問題である
Vol 478 中国の主張する 領有権の根拠は 受け入れられるのか
Vol 477 民主党最高顧問 鳩山由紀夫議員の言動は 責任感が 感じられない
Vol 476 Windows8は PC使用の形態を 変えるか
Vol 475 資源 および エネルギー について再生リサイクルを 考えた 社会構造を 考える時ではないか
Vol 474 公務員による 住民基本台帳の情報漏洩 事件に思う
Vol 473 人間は ヒトを非難する 攻めるのは 得意しかし 反対は 不得手である
Vol 472 原子力規制委員会 発表 原発事故時の拡散予測 30km より広い範囲の被曝線量が あることの報告は 何を意味するのか
Vol 471 10月から派遣法が 新しい形で施行された 労働者にとって 一歩前進であるVol 470 貿易相手国への依存度を 特定の国に 偏ることは 好ましくない
Vol 469 中国企業による 外国企業の買収 海外進出は 国家そのものの存在を 脅かしかねない

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豊前善三のつれづれ日記

2012年11月08日 09時31分08秒 | 日記
 ( Vol 494 )  なぜ 若者は目上のヒトのコトバに 「上から目線で言っている」というコトバで 反応するのか 

今の若者は 小さいときから 大事にされてきた

その大事にされ方が 問題を起こしている

特に 教育現場における 対応である

いま ごく普通に見られる 教師の 生徒に対する  友だち感覚の 言葉使い 対応

これが 問題を起こしている


相手の立場を 考えないという状況を つくり出している

注意するとき 目上の者が 友だちに言うような言葉使いで 言う という行動に出ていた

そのために すべてのヒトとの対応は 友だちコトバで 良いと勘違いしている

社会に出て 目上のヒトから 上から目線で 言われるだけで いらつく

言葉使いの仕方が違うだろう 同等だろう と思ってしまう

そもそも そこが 間違っている

日本語には ヒトによって違うコトバを 使う

それが 教えられていない


目上のヒトに対する コトバの使い方 接し方

目下のヒトに対する コトバの使い方 接し方

同年代の友だちに対する コトバの使い方 接し方

それぞれ コトバの使い方は 違うのである


子供を 甘やかす それも良い しかし 叱ることも大事である


アメとムチ をうまく使いながら すばらしい大人をつくっていくことではないか


その一役を 担っているのが 家庭 学校教育 ではないだろうか


若者は 100% 自由を 求める

しかし100% 自由にできる社会の場は どこにもない

それを 知らせるのも 教育であろう


小さいときから なんでも叶う生活をさせてきている

それは 大きな間違いである

のびのび教育と 自由勝手気まま なんでも思い通りになる という教育とは 違いがある

社会は さまざまなルールが存在する

その存在に 慣れるためにも 小さいときから 少しずつ 経験させることが 必要ではないか


若者が 簡単に 「上から目線で言われて 頭にくる」 などと 言わせないようにすることが必要である 

相手を認める 自分を認めさせる 

そのためには どう対応すればいいのか 教えるべきである


今の若者も 昔の若者も 根本的に 変わりはない

ただ違うのは 大人達の 若者に対する 接し方 子供の教育の仕方 である


だれでもが 気持ちよく 過ごせる社会を 目指すには どうしたらいいのか

若者が 求める 気持ちよく過ごせる社会 は どうすればできるのか


それを 考えることではないだろうか


そのことから どうしても 100% できる保証はないことを 知るきっかけになり

妥協を 知ることができるようになるのではないだろうか


若者が 「上から目線で・・・・」と言うのは 社会の教育のあり方に対して 警告しているのではないだろうか

もう一度 教育とは何か 次世代を担う子供を 育てるにはどうすればいいのか

みんなが 考えて ほしいものである


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 493 大飯原発 断層調査は 原子力委員会 自ら掘削し 調査すべきではないか
Vol 492 今回の 中国 万里の長城遭難事故 について 思う
Vol 491 現代社会は 顔の見えない社会に なってきている
Vol 490 今 世界を リードする国の 政治が オカシイ 貧富の差の 拡大を招いている
Vol 489 田中真紀子 文部科学大臣の 新審査基準の 設定による 再審査するという発言は 適切ではない
Vol 488 侵略 占領 それは 先住者の 文化 人格を 否定する 行為に出るくる
Vol 487 タブレットの 普及は さまざまな 生活スタイルを 教育現場を 変えているVol 486 田中真紀子文部科学相の 大学新設不許可 行為は 大臣としての 質が問われる
Vol 485 家電大手パナソニック社長の 「我々は負け組になっている・・・」 ということば その真意は 伝わるのか
Vol 484 アメリカ ニューヨークを 襲った ハリケーン は 現代社会に なにを 投げかけたのだろうか
Vol 483 今回起きた 14歳の少年の インターネット犯罪は  インターネット社会の 危うさを 現している
Vol 482 石原都知事の 「激」発言を 国民は どう捉えたら良いのか
Vol 481 芸術の秋 芸術論を してみたい
Vol 480 なぜ 若者は 都会に投げ出され 放浪するのか
Vol 479 地方交付税の遅滞は 現政権だけでなく 国会議員全体の 問題である
Vol 478 中国の主張する 領有権の根拠は 受け入れられるのか
Vol 477 民主党最高顧問 鳩山由紀夫議員の言動は 責任感が 感じられない
Vol 476 Windows8は PC使用の形態を 変えるか
Vol 475 資源 および エネルギー について再生リサイクルを 考えた 社会構造を 考える時ではないか
Vol 474 公務員による 住民基本台帳の情報漏洩 事件に思う
Vol 473 人間は ヒトを非難する 攻めるのは 得意しかし 反対は 不得手である
Vol 472 原子力規制委員会 発表 原発事故時の拡散予測 30km より広い範囲の被曝線量が あることの報告は 何を意味するのか
Vol 471 10月から派遣法が 新しい形で施行された 労働者にとって 一歩前進であるVol 470 貿易相手国への依存度を 特定の国に 偏ることは 好ましくない
Vol 469 中国企業による 外国企業の買収 海外進出は 国家そのものの存在を 脅かしかねない

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豊前善三のつれづれ日記

2012年11月08日 08時26分12秒 | 日記
 ( Vol 493 )  大飯原発 断層調査は 原子力委員会 自ら掘削し 調査すべきではないか

大飯原発敷地内を走る 断層が 活断層か 判断が揺らいでいる

まず電力会社に 判断をさせたところからはじまっている

その原因は 電力会社の用意提供した 資料 掘削現場 に頼っていることではないか

国民から見ていても 電力会社寄りの判断しかできないのではないかという 疑問を抱かせている


なぜこのように なってしまったのか

それは福島原発事故 そしてその後の 東電の対応 に対する 国民の不信感の助長 である



いま 原発に対する 国民の不安を 解消するためには 国家主導で 行うべきではないか

調査費用については 原発保有の電力会社に 請求するという形で 調査評価すべきではないだろうか


報道の中からしか 評価検討する委員会の 状況は わからないが

まず 電力会社の関係者を 排除して 純粋に 評価検討することが 不安解消につながるのではないか

東電の行動が 招いた 国民の不信感を 払拭するためにも

電力関係者 を排除して 原子力委員会独自で 検討すべきではないか


過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の「記事一覧」を参照ください
Vol 492 今回の 中国 万里の長城遭難事故 について 思う
Vol 491 現代社会は 顔の見えない社会に なってきている
Vol 490 今 世界を リードする国の 政治が オカシイ 貧富の差の 拡大を招いている
Vol 489 田中真紀子 文部科学大臣の 新審査基準の 設定による 再審査するという発言は 適切ではない
Vol 488 侵略 占領 それは 先住者の 文化 人格を 否定する 行為に出るくる
Vol 487 タブレットの 普及は さまざまな 生活スタイルを 教育現場を 変えているVol 486 田中真紀子文部科学相の 大学新設不許可 行為は 大臣としての 質が問われる
Vol 485 家電大手パナソニック社長の 「我々は負け組になっている・・・」 ということば その真意は 伝わるのか
Vol 484 アメリカ ニューヨークを 襲った ハリケーン は 現代社会に なにを 投げかけたのだろうか
Vol 483 今回起きた 14歳の少年の インターネット犯罪は  インターネット社会の 危うさを 現している
Vol 482 石原都知事の 「激」発言を 国民は どう捉えたら良いのか
Vol 481 芸術の秋 芸術論を してみたい
Vol 480 なぜ 若者は 都会に投げ出され 放浪するのか
Vol 479 地方交付税の遅滞は 現政権だけでなく 国会議員全体の 問題である
Vol 478 中国の主張する 領有権の根拠は 受け入れられるのか
Vol 477 民主党最高顧問 鳩山由紀夫議員の言動は 責任感が 感じられない
Vol 476 Windows8は PC使用の形態を 変えるか
Vol 475 資源 および エネルギー について再生リサイクルを 考えた 社会構造を 考える時ではないか
Vol 474 公務員による 住民基本台帳の情報漏洩 事件に思う
Vol 473 人間は ヒトを非難する 攻めるのは 得意しかし 反対は 不得手である
Vol 472 原子力規制委員会 発表 原発事故時の拡散予測 30km より広い範囲の被曝線量が あることの報告は 何を意味するのか
Vol 471 10月から派遣法が 新しい形で施行された 労働者にとって 一歩前進であるVol 470 貿易相手国への依存度を 特定の国に 偏ることは 好ましくない
Vol 469 中国企業による 外国企業の買収 海外進出は 国家そのものの存在を 脅かしかねない

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