3日続伸

今日の日経平均は147円高と続伸した。

昨日の米国市場で主要指数が小幅に下落したことを受け、日経平均は11円安の1万8924円で寄り付いた。金融政策決定会合の結果発表を前に、前場は前日終値を挟んで方向感が出ずに揉み合い推移となり、日経平均は前場を28円安で終えた。

お昼休みの時間帯に日銀が金融政策の現状維持を発表すると、120円90銭程度で推移していたドル円が一時120円30銭程度まで円高に振れ、日経先物も一時1万8700円近くまで急落した。

こうしたなか後場の日経平均は85円安で寄りつくと、一時150円超まで下げ幅を広げた。ただ、買い戻しが入り、日経平均はすぐにプラス圏に浮上した。13時過ぎに、政府が補正予算を総額3兆円超で調整し、7－9月期のGDPの結果発表次第では金額の上積みも検討していると報じられたこともあってか、ドル円が一時121円50銭近くまで円安に振れるとともに、日経平均は大きく上げ幅を広げ、1万9200円台を回復した。大引けにかけて日経平均はやや上げ幅を縮めたものの、1万9000円台を保っての大引けとなり、3日続伸した。

値上がり銘柄数1,057銘柄、値下がり銘柄数724銘柄。騰落レシオは137.7％、売買代金は3兆1519億8600万円だった。