方向感に欠ける展開

新年度初日となった本日は方向感に欠ける展開だった。日経平均は小幅に反落し、終値は前日比35円安の1万4791円。

前日の米国株高・円安を好感して高く寄りついたものの買いは続かず、日経平均は「寄り付き天井」。前日まで期末株価を意識した買いが続いていただけに、利益確定売りも出やすい状況だったようだ。

寄り前に発表された日銀短観では、業況判断指数（DI）の先行き（6月）が市場予想を超える悪化となったことや大企業全産業の今年度の設備投資計画が前年度実績見込み比0.1％増と微増にとどまったことなども嫌気され相場の上値を抑えた。

値上がり銘柄数1,047銘柄、値下がり銘柄数625銘柄。騰落レシオは103.5％に上昇。売買代金は2兆0482億9400万円（概算）だった。