継続すること・私の場合

＜英語でしゃべらナイト＞を見てまた学習意欲が出た人も多かったと思います。

いろんな人の英会話を聞いてて、どんな学習をしてきて話せるようになったのかと
考えました。英会話教室で磨いた人。帰国子女。仕事で必要に迫られ習得した人。
人それぞれですが、皆さん臆せず話せるようになる努力をしてきたのでしょうね。

私の場合、英語を学ぶきっかけは、あるお宅で外国人を招いての食事会に招待された
ことでした。
まだ若い頃で、挨拶すらまともに出来ず、情けない思いをしました。
全く話せなかったショックを引きずっていた頃、偶然に市の広報で無料英会話レッスンの
募集をしていたのを見つけました。　
すごい倍率にもかかわらず抽選に当たり、半年間グループレッスンを受けました。
講座終了後、意欲がある人達で外国人先生を雇い自主サークルに移行。
当時からの仲間は数人に減り、新しい人達も加わり、ついに20周年を迎えました。

40代で、サークルと平行して個人的にジオスにも通いました。
グループだとなかなか自分から話そうとせず、仕事の合間をぬって出席しても、
一言も会話せず帰ってきたこともあります。なので、もっと話したいという欲が出ました。
ジオスに数年通ったけど、会話する楽しさや学ぶ面白さを知ったことが成果ですかね。　
この頃が一番勉強していたかも。
部屋のあちこちに辞書を置き、解らない単語はすぐ調べる。
そして毎日寝る前はＣＤでリスニング。　
眠くなることもありましたが、英語モードになってる時って聴き入ってしまうのです。

ジオスでネイティブと話す時間が長くなるにつれ、更なる欲が・・・
どこかで試したい！と思うようになりました。
50歳ではじめての語学研修。　ロンドン郊外。
その前に旅行に一人参加するなどして、下見みたいなことはしていました。
その後も3回、行きました。4週間、3週間など短い研修でしたが・・・
始めはエージェントを通して。
慣れてくると自分で学校やスティ先をＰＣで予約。
もちろん学校は違うのですが、スティ先も毎回変えました。
ホームスティ、Ｂ&Ｂ、英語教師宅、ロンドン大学レジデンスなど。
中年のおばちゃんが一人で手続きして、体当たりプチ留学です。
トラブルもあったけど、泣き寝入りせず、知ってる英語を駆使して乗り切りました。
このことでネイティブと話す度胸がついたかも。

ちょうどこの頃、目標を持ってやろうと思い、英検2級にトライして合格。
乗ってる時は＜ねばならない＞のではなく、＜やりたくなる＞ものなのです。
また何度も海外に行かせて協力してくれた家族に、時間とお金をかけた学びの
結果を見せたかった。　自分も実力を試したかったし。

その後はロンドン一人旅を続けながら（たまに夫も同行）、現在に至ります。
今は、大手校でなく個人英会話教室で学んでいます。

サークルスタートから長い時間が経過しましたが、だらだらでも続けてきたこと、
時々海外遠征をしたこと、実力ためしの検定を受けたことなどが、臆せず会話する
ことに繋がったと思います。あと、話題の引き出しをたくさん持っておくことかな。
新聞やニュースにアンテナ張って、それに対する自分の考えを言えるようにしておきます。

長～い時間をかけても決して流暢に話せません。でも相手の言ってることが解れば
なんとか返せるかな。
またこの年齢になっても、語学研修をしたいという意欲はまだあるのです。
お金と時間が許せば、明日にでも行きたいくらい。
実際3日で決断して行ったこともあるし。
普段から少しづつでも語彙を覚えて、下調べをしておき、心構えさえしておけば、
チャンスが来た時、すぐ決断できるというもの。
日ごろの努力と日常の暮らしを大事にしておくと、家族も協力してくれると思います。
ああ～また行きたいなあ。
始めてホームスティした時、そのお宅が目の前に近づき車が止まったあの瞬間を
決して忘れません。
ほんとに不安よりわくわく感でいっぱいでしたから。
そしてあの日から私の暮らしや考えがチェンジした気がします。

長いブログになってしまいました。　
諦めないというか、長く継続してきたから充実した今があると思っています。
学んでいる皆さん、一緒に続けていきましょうね。