<待つ>という言葉には、いろんな意味があります。
昨夜、孫ちゃんの動画が来ました。 3日に会ったので2週間ぶりです。
遅くまで勉強していたのですが、寝る前に涙が出てしまった。
孫ちゃんがやっと食に興味を示して、スプーンの何かを舐めていました。
親がおいしそうに食べてみせると、自分もそうしたいと思うもの。 真似をするお年頃。
離乳食の時期になっても関心なし。 親は心配だし焦りますね。
でもミルクはよく飲み、知能的にも身体的にも問題なく成長しています。
”そのうち食べるよ”と、周りは言っても、当事者の親は不安なものです。
検査をし、専門家にも相談。 食に興味がないだけで問題なしと診断された。
とはいっても、親は日々トライしていたようです。 無理強いするのでなくお試し程度か。
口に入れてあげて吐いたことがあったので、私たち祖父母も静観することに。
”そのとき”を待っていた。
やっと関心が出たようです。 大人は何を食べてんのか?
自分でスプーンをくわえて口に持っていく。 当たり前のことがスタートしました。
子育て中は、どんな小さなことでも気になるものです。親にとっては小さなことではないから。
先日のテレビで、全く笑わない赤ちゃんがお笑いコンビ(片方のみ好き)を見て笑った!
両親はびっくりですよね。 そしてわが子が感情を表したことに安堵する。
ついに赤ちゃんをお笑いタレントに会わせることになったけど、本物を見たら泣いていました。
画面の中の一人に反応したのだけれど、赤ちゃんの何かとヒットしたのかも。
親はわが子のことについて心配が絶えない。
この前、偶然に相談にのっていたママさんにばったり会いました。
当時、どうしても1歳の子供が麺類を食べない、特にうどんがダメと話していました。
毎回、その話になり、麺類がダメでもほかに小麦粉系は食べてるしと納得した感じでした。
本音は、家族でうどんを食べたいが、赤ちゃんが払いのけるのでもう作らないと言っていた。
麺類、うどんに固執してるのでなく、家族で同じものを食べておいしいね!と言いたいのです。
偶然会ったとき、ママさんは言いました。
”あんなに悩みを聞いてもらったけど、今じゃうどんが大好きで買い置きいっぱいしています”
<そのとき>が来たのでした。 たかが麺類、でも食べたい、食べさせたい!
気長に<待つ>ことができない場合もある。 当事者は焦るし。
もうすぐ実技試験です。 私も<待つ>という試練が待っています。
相談者が沈黙になったら、ゆ~~~~~~~~~~~~~っくり、次の言葉を待つ。
でっきるかな、でっきるかな、かな、かな~
せっかちで早口の私には難関なことです。 でも頑張るぞ~