心理カウンセラー/子育てアドバイザー グランマ39のページ

グランマ39のページにようこそ!
フィギュアスケート、日々の出来事などを綴ります。

人生の宝物

2019-10-10 21:08:34 | 暮らし
ご縁があって読ませていただいた本があります。
あるご婦人の夫の闘病記。 

タイトルは、短くも二人で結びきた道 「オレ」がくれたもの

                           

この本を手にしてから日にちが経過しました。
闘病記って読むのは辛いな、暗い気持ちになるかも・・と最初は思った。

今日の昼間、明るいリビングで本を開くと、一気に読み終えた。
読み進めていくうちに、一読者として著者の状況が見えてきました。
あまりにも切ない、それでいて愛あふれる夫婦のあり方に感動。

著者の庄司きみえさんは、奈良県出身。 船橋市在住です。
私と同じ県に住んでおられて近い。 本に出会えてご縁を感じました。

著者と亡くなられたご主人は、たった6年足らずの結婚生活でした。
夫のことを<オレ>と表現されています。 高校の同級生で再婚同士。

結婚するときにご主人にお願いされたこと。
一つ目の約束は結婚指輪をはめていてほしい。
二つ目は、私より長生きして私を看取ってほしい。

しかし、ずっとはめていた指輪は、やせ細った夫の指から外れてしまうのです。
二つ目のお願いも叶わなかった。

抗がん剤と闘いながらも、生きる希望を失わないご夫婦に胸が熱くなりました。
<何もかも凝縮された年月>と著者は書かれています。
後半では、<一緒に笑う>という場面が出てきます。

何げない日常でも、<笑う>ということは元気が出る気がする。
<オレ>が日増しに衰弱していく中で、泣き笑いして必死に耐えているきみえさん。

結婚一年で、ご主人にがんの告知。 今はあっさり本人にも伝えるのですね。
それにしても、告知した医者の患者に対する言葉にがっくり。
医者の一言って重いのに。

最後を過ごされた病院の先生やスタッフがいい人たちで良かったです。
<一人の人としての尊厳を持って接する>と書かれています。

人は誰しも明日のことは解らない。 未来が予測できない恐怖はあります。
それでも残された人は生きていかねばならない。

作者は多くの人に支えられていたことに気づかれます。
短くも愛ある時間は、もう一度、人を信じてみようという気持ちを持たせてくれた。
なによりの人生の宝物ですね。 
もっと生きたかった<オレ>の分も、何倍も長生きしてほしいと思います。


コメント

台風の備え

2019-10-10 18:28:11 | 暮らし
またまた大きい台風が来ます。 恐ろしい~
今まで何十年も生きてきて、前回の台風ほど怖かったことはなかった。
とにかく、風、強風がこんなにも破壊力があるとは。

うちは物置が車に倒れ掛かっただけでしたが、房総半島の方は被害が甚大で言葉もない。
追い打ちをかけるように、また被害が大きくなったらと思うと・・・

とにかく、明日までに家の周りを点検しよう。
車庫の物置きは断捨離したせいで軽くなった。 そのため簡単に倒れたのです。
夫婦で話し合った結果、車を物置にぴったり付けようということに。
一人が誘導します。 物置が動いて車に傷がつかないよう隙間に厚手のものを挟む。

買い物は今日済ませました。 やはり前回はガソリンスタンドが長い列でした。
うちは台風でなくても、半分以下になったら満タンにしています。
過去の災害の教訓を活かして。 

明日の夜はお風呂にお湯を張っておこう。
水も食品も買い置きオッケー。 停電に備えて冷凍品は買わないと決めて行った。
ああそれなのに・・・ ついアイスのセールやってて数個買いました。

停電になったら全部溶けるね~
”自分が二個づつ食べます!” すぐ手をあげる人あり。
バカ言ってんじゃないよ、カロリーオーバーです。
半分づつ味見してみた。 めちゃ美味しい! 一個77円。 

              

鹿児島産のさつまいもを使ってあるので、ほんのりお芋の味がして美味しいです。
台風が無事に去ってくれますように。 これ以上、房総を襲わないで~
アイスが溶けませんように。
コメント