本日は笑っちゃう写真をアップします。
よくやるよ、おばちゃん!という声が聞こえる気がしますが、大目に見ていただいて。
今回着るブラウスは、以前銀座三越でセールで買ったもので、可愛らしすぎて誰かに
あげようかなあとクローゼットに保管したままでした。
連休に姪ちゃんがうちに来た時に見せたら、”発表会で着たらいいのに”とアドバイス。
全体は落ちついたピンクで、前と後ろにベルベットの黒いリボンが二本づつ付いています。
このリボンが扱いにくく、人にあげてもどうかなあと渋っていました。
肩で結ぶと、まるでお子ちゃま。 娘や孫の服を借りてきたのか?と言われかねない。
でも姪ちゃんのアイデアは素敵!でした。
後ろは結んで、前は交差して垂らす。 そしてキラキラ光るアナスイのブローチを付けました。
大きなフリフリも可愛い~から素敵~に変わりました。
あったものを工夫して着られるので、今回はわざわざ買いに行かずに済みました。
若い人のセンスはいいなあ。
そしてその服とロングスカートで、例のごとく自宅リハーサルをしました。
夫がいる休日。 携帯やアイパッドで撮影してもらいました。
客観的に自分が見られるので、必要なリハーサルなのです。 適度な緊張感もあるし。
もちろん、レッスン教室でもホールコンサートに出る3人でおととい、リハがありました。
それだけでも緊張しまくり。
演奏時間5分、短いといえばそうだけど。 でも人の前で5分も弾くんだぜ~と言いたい。
自宅リハでは、いつもと逆転で夫が主導権を持つので言いたい放題。
”お辞儀が浅い!” ”姿勢が悪い!” ”横から見ると太ったね”などなど。
ぐ~っと我慢しましたよ。 怒ったら撮ってくれる人がいなくなるし。
”今、音一つ抜かしたでしょ?”にはさすがに頭にきました。
まあ、毎日同じ曲を聴かされているから、ピアノを習ってなくても外す音が解るのか。
そんなこんなのドタバタ自宅リハ。 今回は今年買ったアイパッド2の撮影が役に立っています。
”撮影でなきゃ、夫に向かってお辞儀しないよ!”なんて憎まれ口を言いながらのシーンです。
横からだと顔も太めだとケチつけられたので、雰囲気だけのアップとなりました。
いよいよ週末、演奏会。 私の<悲愴>は<幻想即興曲>や<鐘>などの大曲に挟まれているのです。
先生が楽譜に書いてくださった”ゆったりと歌うように、深呼吸して”などの言葉を見ながら頑張ろう。
今朝、保育園でも子供に励まされました。
3歳児に私が着る服を紙に書いて説明しながら、”ああ~ドキドキ、先生も緊張するんだよ”と言うと
女の子が言いました。
”笑えばいいんだよ。先生、笑いながら弾くと大丈夫よ!”とドカーンのお言葉。
思ってもいないアドバイス、それも何気なく言ってくれた言葉に、ジーンとしてしまいました。
大きな励ましをもらったようで、元気が出てきました。
描きあげた絵を見て、”これ、先生の子供から借りた服なの?”にはショックだったけど。
子供はリボンが付いていると、大人の服と思わないのかも。 中高年も時には付けるのだよ。
子供って素直ですね。 教えてるつもりが、こちらがパワーをもらっています。