面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「土佐日記」番外編

2006年09月02日 | 放浪記
↑大歩危の渓谷…小歩危やったかな!?

四国を縦断する特急「南風」は、香川~徳島~高知と3県を走り抜けるのだが、その途中、渓谷美で有名な大歩危・小歩危を通過する。

行きは昼間に通過し、天候に恵まれて車窓から絶景を眺めることができた。
しかし、これをデジカメに収めるのは至難の業だった。
シャッターチャンス!と思った瞬間と、実際にカメラのシャッターた切れる瞬間とにタイムラグがあるため、撮れたと思ったら線路脇の草木で隠れていたり、鉄橋の柱が邪魔していたり。
席を離れて入り口の窓にへばりつき、都合10数回シャッターを押した中で、なんとか渓谷の様子がわかる写真3枚のうちの一つ。

ちなみに帰りは夜に通過したので、真っ暗でな~んにも見えなかった(当たりまえやね)。

「土佐日記」18

2006年09月02日 | 放浪記
↑特急「南風」その2

こちらは帰りに乗った特急「南風」である。
行きとは“顔”が違ったので撮ってみたのだが、帰りはさらに一風変わった列車に乗ることができた。

まずこの「南風」、高知駅で車両前方にもう3両連結され、それが高松行きの特急「しまんと」になった。
大阪でも、前方が和歌山行きの「紀州路快速」、後方が関空行きの「関空快速」となる快速があるが、特急でこういう構成は初めて見た。

そして列車後方となった特急「南風」に乗ったのだが、またこの車両内がなかなか珍奇であった。
なんとなれば、同じ車両のうち、1番から7番までの座席が指定席、8番以降は自由席なのである。
同じ車両に指定席と自由席が一緒に設置されている列車なんて初めてであった。

ドル箱路線を持たない地方のJRの企業努力の一端を見た気がした。

「土佐日記」17

2006年09月02日 | 放浪記
↑特急「南風」

今回の土佐紀行は、列車を利用した。
新幹線で岡山まで行き、そこから高知行きの特急「南風」に乗り換え、瀬戸大橋を越えて四国を縦断するルート取りである。

鉄道オタクではないが、列車に乗るのが大好きで、とりあえず普段見ることのない列車であるので写真を一枚。

「土佐日記」16

2006年09月02日 | 放浪記
↑高知駅直結の路面電車

高知市内は土佐電鉄の路面電車が走っている。
JR高知駅には改札を出て正面に路面電車のホームがある。
高知で“トデン”といえばこの電車のことを指していた。
(都営はありえないので当然だ)
市内の要所を訪れるには最適の、高知市民の足である。

ちなみに「MY遊パス」というチケット(700円)を買うと、このトデンの180円区間は乗り放題、桂浜までのバスも乗り放題で、大変お得なのでお勧め。
(但し一日限りなので注意)

「土佐日記」13

2006年09月02日 | 放浪記
↑高知駅遠景

JR高知駅は、思っていたよりも小さい駅だった。
県庁所在地でもあるし、高知県の玄関口なので、ターミナル駅としてもっと大きなものを想像していたのだが、予想をはるかに超えて小さかった。

遠景写真を撮ったが、どれが駅舎だかなんだか、よくわからない写真ができあがってしまったくらい、こじんまりとした古びた駅である。
帰り際に改札口で告知に気づいたのだが、近代的な駅舎に改装予定だとか。

賢明な処置であろう。
高知県の玄関口としては、いささか貧弱さは否めなかったので…。