青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2009.5.4 湖北恩施 白いレンゲソウ 7

2011-02-22 15:02:28 | 湖北 恩施 長江ほか




(第7回)


↓ウラナミジャノメ属の種。次回に紹介するヒメウラナミジャノメ(中国亜種)に酷似していますが、おそらく別の種(別群)です。






↓コジャノメ。さっき日本産と同じと言ったけれど、裏面白帯から外側の白色化が著しいですね(白帯が紛れて消失してしまっている)。





↓ミツバチ。ニホンミツバチ?セイヨウミツバチ?それとも別の種?














↓“白いヒガンバナの下に止まる変った色のクマゼミ”と言った赴きですが、花はむろん白いレンゲソウで、昆虫はアワフキムシの一種、遥かに小さいのです。






↓アワフキムシもセミも、分類上は「半翅目同翅亜目(または同翅目)頚吻群」という同じグループに所属します。頚吻類Archenorynchaには、セミ(セミ上科)、アワフキムシ(アワフキムシ上科)のほか、ツノゼミ(ツノゼミ上科)、ミミズク、ヨコバイ(以上2者はヨコバイ上科)、ハゴロモ、ウンカ(以上2者はハゴロモ上科)などの仲間があり、日本産だけでも優に1000種を超すはずです。身近な昆虫たちですが、小さな為に余り目立ちません(セミだけは巨大で、“頚吻類のクジラ”という俗称があります)。しかし、ルーペで拡大して見ると、どの種も様々な特徴のある色や斑紋や姿をしていて、なかなか魅力的な昆虫なのです。








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