(第8回)
↓森を抜けると畑に出ました。西側の峪と林をぐるっと迂回して、最初の断崖の下に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/02/94c3e6f600a32a78b9df97026344f44b.jpg)
↓しばらくの間、広々とした畑の中の道が続きます。ちなみに、菜の花はとっくに終わっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ae/47fdfc75a42ab27241b3efdf598a0ffa.jpg)
↓茶の新葉を取り入れしているお婆さん。カメラを向けると、摘み取ったばかりの新茶を小皿に入れて、ポーズを取ってくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/1c/10d4928ede447aea59c72da518c65bf1.jpg)
↓こちらは間違いなくヒメウラナミジャノメ。ただし、通常日本産とは別種のYpthima zodiaとされます。日本産とは違って、春型(冬型?)の裏面が、濃い茶色部分と白い部分の“雲状”を呈します(ただし生殖器の構造は日本産と寸分も変わりません)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9a/2145a1e614efb3bf7e92d997ae57744d.jpg)
↓畑の脇のゲンゲ群落は、やはり白花ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5c/c3eb31634746a3a35c41846d9362e9aa.jpg)
↓と思っていたら、赤花の群落(と言うには少し貧弱ですが)も見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/71a7785d018ddb556633d8b424f88102.jpg)
↓いかにも頼りなさそうに咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0c/d93542efc26edec32f00dacbb96a3019.jpg)
↓白花との違いは、ガク筒の遊離鋸歯が短いこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c8/21e240d58229432e7f4368e27c9ab87d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/83/28a5b7a49da8f054d8a89871fd0ce6cc.jpg)
↓こちらは白花。鋸歯は著しく長くガク筒の本体の長さとほぼ同長です。個々の小花も、やや頑健なイメージがあります(特にこの個体では、花弁の背が外側に巻いているので、著しく角ばって感じる)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/09/d77d119741fbe6cfdc0c6720ce34ea53.jpg)
↓赤花の若い果実は細長く、無毛。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e6/55da3b9359617253ec313596cea92d17.jpg)
↓果実の形状は赤花と同じですが、白花の若い果実には、白い軟毛を密生しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/36/b4fca8a5fbaf0b9dfb73fba4a709a289.jpg)