へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ダボハゼと人間の違い

2009年06月23日 03時09分27秒 | Weblog
前回「日本人はダボハゼと同じ?」と言うタイトルで書いたのだが、日本人だけが特別そうだと言うわけではなく、多くの人間が持って生まれた「悲しい性」とも言えるかもしれない。
改めて「ダボハゼ」と言う魚について考えてみると、エサの付いていない針にさえ飛びついてしまう理由に「常にエサ不足の飢餓状態にある」と言うこともあるだろうが、人間の場合は特別飢餓状態にあるわけではなく「少しでも楽な暮らしがしたい」などと言う「私利私欲」に満ちたものがほとんどであるから、ダボハゼにしてみれば「俺たちと一緒にするな!」と叱られそうである。
また、ダボハゼの場合は「痛い思いをするのは飛び付いたダボハゼ自身」であるのに対し、人間の場合は「痛い思いをするのは後の世代」と言う意味でも大きな違いがある。
「前倒しで総裁選を・・・・」などと言う意見が増えてきているようだが、一体誰を総理にすればよいと言うのだろうか?。
仮の話ではあるが、「適任者がいた」としても結果にたいした変わりは無いと思うのだが・・・・。
現在の財政状態で「民主党以上の美味しいエサ」など、一体どこを探せばあると言うのだろう。
少し前「民意が政治に反映されていない」などと言われていたのだが、「民意を反映(迎合)する」と言う手法は、少し前までは「与党が選挙対策(票集め)に使う常套手段」であったのだが、バブル崩壊という予期せぬ景気後退局面を迎えて使うことが難しくなったのであるが、それに追い討ちをかけるように「100年に一度」と言う不況で身動きが取れなくなっってしまったのである。
これを「政権を奪う絶好のチャンス」と捉えたのが民主党なのであるが、政権を維持することが危うくなっている与党(麻生総理)でさえも「これ以上は無理」として実施を躊躇している政策を逆手に取っていることに気が付いてほしいものであるが、主だったメディアは殆ど触れようとしていないのだが、何故触れようとしないのであろうか?。
ここでも「民意に迎合する」と言う「市場原理(消費者に嫌われては経営が成り立たない)」が働いているのである。
市場原理に無関係な私だからこの様なことが書けるのであるが、「あいつはおかしな事ばかり言う」と言うレッテルを貼られることは覚悟しなくてはいけないのだが、この様なレッテルを貼られることを嫌がって黙っている人も結構いると思うのだが・・・・。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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おじさん久しぶり~ (百合)
2009-06-25 04:07:42
早く寝過ぎて今頃目が覚めて、そしたら今度は寝られないんだよね…。百合はあまり良く分からないけど、何か昨日辺りから東国原知事が出馬を打診されて、総裁選に出してもらえるなら、と言ったらしいんだけど、それも面白いかもね~。おじさんはどう思う?まぁ少々リスクは伴うと思うけど…。
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百合さんゴメン (へそ曲がりおじさん)
2009-06-26 04:28:00
ブログのネタに使わせて頂いたので悪しからず。
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同感です。 (消えた二十二巻)
2009-06-26 09:55:08
はじめまして。
全くもって同感です。
おかしなところはありませんよ、正論です。
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初コメントありがとうございます (へそ曲がりおじさん)
2009-06-27 02:34:53
「正論です」と言われても、今の人間社会では受け入れてもらうのは難しく、ましてや政治の世界では触れることなど「タブー」でしょう。
「人間は感情の動物」だなどと言う人もいるようだが、あくまでも「目の前で起きたこと」に対してだけ感情が働くことが殆どで、隠れた部分や自分に関係ないことには感情を働かせることを余りしません。
このままで行けば「人類の繁栄=人類の滅亡」と言う相反する結果になってしまうでしょう。
「人類の平和」と言うものが求められているが、近い将来(すでに始まってはいるのだが)、「食料・資源・エネルギーの奪い合い」と言う醜い争いが多発するようになるだろ。
「生半可に発達した脳細胞が招いた悲劇」なのかも知れない。
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