へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

敵も知らなきゃ己も知らぬ

2009年10月12日 04時09分47秒 | Weblog
ここで言う敵とは「外国」の事で、己は「日本」である。
昼間近所の人とノーベル賞の話をしたのだが、私がブログに書いたことを話したとこを「お前は日本人なのに、何で日本の事を悪く言うのだ!」と言われてしまったのだが、私に言わせれば「事実を言ったまで」に過ぎない。
「日本に生まれ日本に住んでいる日本人なら日本の悪口は言うな」と言う事なのだろうが、これはよく言うところの「身内に甘い」と言う事と同じで、別な言い方をするなら「甘やかしている」のと同じだと思うのだが・・・・。
「敵を知り、己を知らば、百選危うからず」と言うが、島国根性の抜けない日本人は「敵を知らないばかりか、己の実力さえ知らない」のが現実の姿なのである。
民主党が「アメリカと対等な・・・・」とか「アメリカ依存から脱却・・・・」などと寝ぼけた事を言っているが、日本の置かれた立場を理解していればとても言えないと思うのだが・・・・。
考えた見れば、未成年の子供が「親の力なしでもやって行ける」と思うのと同じ事だと思うのだが・・・・。
日本の自衛隊にしても「重要な部分をアメリカがやってくれる」からこそ成り立つ事で、米軍抜きの自衛隊など「張子の虎」と変わりがなくなってしまうだろうし、食料にしても「アメリカが日本への輸出を拒否」などと言う事になれば大変な事になるだろう。
戦後の日本が経済成長できたのは、ある意味で「ドサクサに紛れて」と言った部分が大きく、「経済大国」などと言われるようになったのも、一千兆円とも言われる借金で裏打ちされた「ハリボテ」でしかないのである。
政府の発表した長期債務の残高でも、「国民一人当たり600万円を超える」のだが、これを今すぐ返済しようとすれば、日本は「貧困国」の仲間入りをすることになるだろう。
「借金に裏打ちされたハリボテの日本」、余程性根を据えてかからないと「大変な事になる」と思うのだが・・・・。
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