陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

プラセンタ

2006-10-10 01:43:41 | 脳脊髄液減少症
これから書こうとしている事は、書こうか書くまいか迷ったのですが・・・。

プラセンタに関して、どうにも納得のいかない動きがあるようですが。
プラセンタ治療で評判を呼んでいるある医師が、
今まで同意書を取っていなかったのに、急に同意書を取り出したというのです。
しかも、リスクについての説明は無く、
書類だけを渡されてサインだけさせられたらしいのですが。

プラセンタをする場合、
リスクの説明と、同意書を取る事は以前から義務付けられていたことです。
プラセンタを施している医師が、その事を知らなかったという道理は通りません。
その医師は何故今までリスクについて何の説明もせず、同意書を取らなかったのでしょう?
何故、急に同意書を取るようになったのでしょう?
それでもその医師を信じろと言うのでしょうか?
(治療効果については、その全てを否定する事は出来ませんが・・・)

今まで、プラセンタのリスクについて知らずに治療を受けた人は、どう思われるでしょう?
例えば、こんな状況を考えてみて下さい。
あなたの愛する人が、事故や病気などで血液が足らずに死に直面しているとします。
あなたは愛する人を助けることは出来ないのです。
そうです、輸血さえ出来ないのですよ。

プラセンタを受ける事によるリスクは、治療を受けている個人だけのリスクでは済みません。
そのリスクを、周囲の人に、ばら撒く可能性さえ捨てきれないのですよ。
最も危惧されるリスクは、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病という恐ろしい病気です。
人間版のBSEだと思えばいいかも知れません。
潜伏期間が数十年に亘ったり、死後の血液検査でしか発見されない例もあったり、
発症しない人でも、その多くが他の重大な病気になって死んでいて、
その病気とは分からずにいたりして、潜在患者はすでに相当数いる可能性も大きいのです。
過去40年間、感染の報告がなかったとしても、これから将来に亘っては、
どうなるか分からない状況にあるのではないでしょうか?
どこかに、病原性プリオンについて、360℃の高温処理をしても消滅させられないと書いてあったような気がしますが。
(これについては記憶があやふやなので、間違っていたらすみません)

これは輸血や手術などの医療行為においても、同じリスクがあるので、
プラセンタ自体を悪者にする気は更々ありませんが・・・。

「高まる人→人感染リスク」という新しい報告があります。
詳しくは、8月26日の僕のブログ記事のコメント欄の、
よこさん、という方からの指摘をクリックして参照して下さい。
関連リンク先の記事なども、じっくりと参考にして欲しいと思います。

個人だけのリスクで済むのであれば、プラセンタを受けるのは、
個人の自由だと思っていましたが、今はその考えも変わってきました。

今は、プラセンタは止めておいたほうがいいのではないのでしょうか?
安全性が証明されるまでは・・・。
今、治療を受けている人も、早い段階で止めておくべきではありませんか?
それとも、あなたが重大な病気の感染源となるリスクを負いながらも、
まだプラセンタを受け続けますか?







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