陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

試し撮り

2007-12-12 22:10:39 | Weblog
お気づきの方もいらっしゃると思うが、最近になってようやくデジカメを買った。
オリンパスμ790SWという防水性を備えたカメラだ。
早速、水の中に突っ込んでみた。
元来デジカメには、水はもちろん湿気は最大の敵。
いくら防水とはいえ、ちょっとばかし勇気がいったが、思い切ってザブッといきました。
(腕だけ水に突っ込み、適当にシャッターを押しただけですが)

昔、子供の頃、「像が踏んでも壊れない筆箱」というのが流行りました。
CMのインパクトが強くて、親にせがんで買ってもらいました。
よせばいいのに教室で、「絶対に壊れないんだぜ」などと自慢げに踏んづけました。
バリッ、バキバキ、見事な音をたて、呆気なく壊れてしまいました。
もちろん、親に激しく怒られたのは言うまでもありません。
そういえば、目に入れても痛くないシャンプーというのもあったっけ。
入っても、じゃなく、入れても、というのが肝ですね(実際にあったCMです)
こちらももちろん試しましたが、滅茶苦茶痛かったです。
さらには、折れないシャープペンの芯というのもありましたね。
そんなのが流行っていた時代だったのかもしれません。
今の時代なら、誇大広告だの、嘘のCMだのと大問題になっていることでしょう。
何事にもおおらかな時代だったのだと思います。

話しは逸れましたが、もちろんこのデジカメにはそんな心配もいりません。
水深3m、耐衝撃性が1.5mの高さから落としても大丈夫というものです。
海水にも対応です。
もちろん、わざと落とすという行為は実践しませんが。
10m防水というタイプもありますが、今の僕にはそこまで必要ありません。
本格的に水中に潜って使うのであれば、10mという数字は中途半端ですし、
その際にはハウジングを使用すれば済む問題でもあります。
かの名器、ニコノスも所有しています。

これで、渓流釣りのフィールドに心配なくデジカメを持ち歩くことができます。
渓流釣りでは、胸まで水に浸かることもしばしばですので、
普通のデジカメでは、携帯することは不可能でした。

ですが実は、来年の渓流釣りはもう無理かとも思っています。
足が思うように利かなくなってしまった今、
平坦な流れの川の岸でも満足に歩けません。
竿を持つ腕も、1時間もすると痛みのあまり肘が伸びなくなってしまいます。
それでも渓流というフィールドには立ちたいのです。

水の音を楽しみ、澄んだ空気を吸い、木や草の匂いを感じ、花や虫や鳥を愛でる。
そんな気持ちまでは忘れたくはありません。
来年の渓流では、魚釣りよりも写真を撮ることに楽しみを求めているかもしれません。
もちろん、釣った魚の写真を記録に残しておく。
それが第一の目的ではありますが・・・。