陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

毎冬のことながら

2007-12-06 22:35:06 | 脳脊髄液減少症
最悪の体調です。
冬場、体調が悪化するのは毎度のことながら、
冬を重ねるごとに症状が悪くなっている感じです。

最近とみに異常を感じるのが、全身の筋肉の感覚です。
全身の筋肉の硬直感、引き攣り、だるいといった症状ですが、
これは一口に口で説明できる感覚ではありません。
全身の筋肉、そして関節の痛みも酷いですが、
今はそれよりも辛いのが、この筋肉の症状かもしれません。

例えば、歩く感覚がどうか例えてみましょう。
大人を一人肩車で担ぎ、さらに足首を強い力で掴まれ、押さえつけられている感じです。
よく表現される、体が重い。そういった感覚とは違います。
あくまでも、下へ下へと押さえつけられている感覚です。
普通に歩けば、ごく自然に膝が上がるのが健康な人にとっては当たり前の感覚ですが、
足首を掴まれ地面に引っ張られている感覚なので、歩いていても膝が上がっていません。
おかげで、よく転んだり躓いたりします。
それで結構怖い思いもしますね。
胸からまともに落ちてアバラを3本も折ったり、
指から着いて、ふと指を見たら、第二関節から90度横に曲がっていたなんてこともありました。
もし近くに鋭利な物でもあるような所で転んだりしたら、そう思うとゾッとする時もありますね。

まあ今はそれでも何とか働いています。
言う事を聞かない身体にイライラしながらも。
午前より午後、考えれば当たり前ですが、体調は下降線を辿ります。
昼休みを終えての始業時、体を動かそうとする瞬間、本当に地獄のようです。
動きたくない・・・。
激しい倦怠感、吐き気、痛み。
夕方近くになってくると、連続する嘔吐。
そんな毎日です。
それが脳脊髄液減少症と言う病気で過ごす、普通の日常です。

今となっては、脳脊髄液減少症という病名、ブラッドパッチに対してさえ、
疑問を抱くこともしばしばになってしまいました。
現代の医学に期待するよりも、己の自然治癒力、病気との闘争心、
それを信じて生きていったほうがどれだけマシか。
医療に期待して裏切られて、そして途方に暮れるよりは、
気持ちに張りも出るってもんです。
ただの強がりかもしれませんけども。