今日の不動産株の下落の原因になっていたようです。
会社更生手続開始の申立に関するお知らせ
(平成21年1月9日 株式会社クリード)
日経新聞によるとDIP型の会社更生の初めての試み、ということですが、そもそもこういうファンド会社はメーカーと違って固有の技術力とかノウハウやブランド力は特になく雇用も多くない、いわば投資判断する人と資金の集合体のようなもので、特に民事再生にしろ会社更生にしろ別に再生しなくても「社会経済的損失」ではないんですよね(それはマンションデベロッパーにもいえますが。)。
クリードは優良物件揃いなので会社更生で抵当権の実行を抑えつつ丸ごと引き受けるスポンサーを探すという作戦なのかもしれませんが、このタイミングで資金を持ってるようなスポンサー候補の投資家は、現在の経営陣と妙なローン付きの物件を引き受けるよりは、世の中にいっぱい出ている(そして今後も出そうな)売り物を拾ったほうがいい、という判断をするのではないでしょうか。
第一四半期報告書によると販売用不動産と仕掛販売用不動産をあわせても700億弱(しかも簿価で)ですから、スポンサーになっても一躍大ポートフォリオを手に入れられる、というわけでもないですし。
そういえば先に逝ったデベやファンド会社のスポンサーってどうなったんでしょうか。
地元金融機関が破産になるよりはまし、と救いの手を差し伸べたパターンぐらいのような・・・
あ、中国資本が入るパシフィックホールディングスもありましたね(これは逝ってはいないか)
会社更生手続開始の申立に関するお知らせ
(平成21年1月9日 株式会社クリード)
日経新聞によるとDIP型の会社更生の初めての試み、ということですが、そもそもこういうファンド会社はメーカーと違って固有の技術力とかノウハウやブランド力は特になく雇用も多くない、いわば投資判断する人と資金の集合体のようなもので、特に民事再生にしろ会社更生にしろ別に再生しなくても「社会経済的損失」ではないんですよね(それはマンションデベロッパーにもいえますが。)。
クリードは優良物件揃いなので会社更生で抵当権の実行を抑えつつ丸ごと引き受けるスポンサーを探すという作戦なのかもしれませんが、このタイミングで資金を持ってるようなスポンサー候補の投資家は、現在の経営陣と妙なローン付きの物件を引き受けるよりは、世の中にいっぱい出ている(そして今後も出そうな)売り物を拾ったほうがいい、という判断をするのではないでしょうか。
第一四半期報告書によると販売用不動産と仕掛販売用不動産をあわせても700億弱(しかも簿価で)ですから、スポンサーになっても一躍大ポートフォリオを手に入れられる、というわけでもないですし。
そういえば先に逝ったデベやファンド会社のスポンサーってどうなったんでしょうか。
地元金融機関が破産になるよりはまし、と救いの手を差し伸べたパターンぐらいのような・・・
あ、中国資本が入るパシフィックホールディングスもありましたね(これは逝ってはいないか)