『柔道ストラテジー』を読んだ。
新興のIT企業が大手に対抗してシェアを獲得し、拡大するための戦略を柔道に例えながら事例豊富に分析していて、とても面白かった。
IT企業のみならず、また中小企業・新興企業だけでなく参考になる経営書だと思う。
タイトルはケレンがあるが、中身は濃い。
ところで、あとがきにつぎのような文章があった。
「フランスの詩人ポール・ヴァレリーもかつて書いているように、比喩と証明を混同するのは愚かなことだ。しかし、比喩を賢明に選び、それが何を意味するのかを注意深く解釈し、どこにあてはまり、どこにあてはまらないかをきちんと解説すれば、このレトリックはあなたにとって貴重な道具となる。」
妙な比喩や例え話を好んで使う自分としては、その効用と危険性を常に意識する必要があると改めて思いました。
比喩は考えを深めるのを助けるために使うのであって、判断停止して結論に短絡するような使い方をしてはいけませんね。
新興のIT企業が大手に対抗してシェアを獲得し、拡大するための戦略を柔道に例えながら事例豊富に分析していて、とても面白かった。
IT企業のみならず、また中小企業・新興企業だけでなく参考になる経営書だと思う。
タイトルはケレンがあるが、中身は濃い。
ところで、あとがきにつぎのような文章があった。
「フランスの詩人ポール・ヴァレリーもかつて書いているように、比喩と証明を混同するのは愚かなことだ。しかし、比喩を賢明に選び、それが何を意味するのかを注意深く解釈し、どこにあてはまり、どこにあてはまらないかをきちんと解説すれば、このレトリックはあなたにとって貴重な道具となる。」
妙な比喩や例え話を好んで使う自分としては、その効用と危険性を常に意識する必要があると改めて思いました。
比喩は考えを深めるのを助けるために使うのであって、判断停止して結論に短絡するような使い方をしてはいけませんね。
でもこれらは、世間では確固たる勢力を持っていて、若い時はマトモに反発したりしてしまうのですが、こういう比喩が成立するために必要な、「無反省な共通認識」のようなものこそが「文化」なのかも・・・と気がついて、オトナになる事に決めました。
でも、いつでもそのテの言葉に対しては、醒めていたいと思ってます。
ただ、それが自己満足になってしまってはいけませんね
あ、そうか。比喩でなくジョークで自己満足になると「オヤジギャグ」になるんですね。