一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「容疑者Xの献身」

2005-12-03 | 乱読日記
最近「姉歯問題」で深夜とか早朝にblogの更新をして寝不足気味なので、通勤用課題図書は比較的軽い読み物をということで「容疑者Xの献身」を電車の中で時折落ちながらも読みました。

東野圭吾は「白夜行」くらいしか読んだことはないのですが、プロットがしっかりしているだけでなく、主人公の日常を(多分かなりリサーチして)リアルに描いてますし、人物の気持ちの動きの無駄のない描写も好きです。


細かいストーリーはネタバレになってしまうので省略しますがamazonの紹介では

天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

などといってます(これだけじゃ何だかわからないところが逆にいいですよねw)。
ちなみに「湯川」というのはシリーズで登場する謎解きの得意な大学の先生のようです。


なかなか上質のミステリでした。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やはり制度設計の前提に問題... | トップ | 「脱出記-シベリアからイン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

乱読日記」カテゴリの最新記事