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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『ナイト ミュージアム2』

2010-03-16 | キネマ
やはり「2」というのは難しい。

今回はスミソニアン博物館も巻き込んでの騒動になりますが、主人公以外にも前回の登場人物(登場展示物?)もからめて連続性をだしたのはいいのですが、関係する登場人物(展示物)が多くなりすぎて、ちょっと散漫になったかも。

自然史博物館とスミソニアン博物館を1日で回ればそうなっても仕方ないですけど(笑)

それと、話が現代史になってくると、アメリカ人的なツボを理解できないので面白さが減ってしまっているのかもしれません。
カスター将軍の「英雄」の評価の見直しというのはどこかで聞いたことがあったのですが、今でもアメリカ的にはけっこうなネタなのでしょうか。
そのかわりナポレオンの身長コンプレックスとかイワン雷帝などの描き方がステレオタイプなのもアメリカっぽいです。


お茶の間健全娯楽としては面白いです、十分面白いですけど、第一作のようなカタルシスがないのは高望みしすぎなのでしょうか。



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『サブウェイ123 激突』

2010-03-15 | キネマ
※ネタバレ注意

地下鉄をハイジャックして乗客を人質に取った犯人役のジョン・トラボルタと管理職から運行管制係に格下げになったデンゼル・ワシントンの掛け合いが見所の映画です。

邦題にあるような派手な「激突」は(多分興行的な配慮からの現金輸送のときのカーアクションくらいで)、二人の人生もからんだ会話と心理戦が主になってます。

そこそこ楽しめますが、キャスティングに金をかけた割にはそれ以上のできにはなっていないかな、という感じ。
犯人役の人物造形が、金儲けを目的としているのか社会への復讐を目的としているのかがはっきりせず、その両方だとするとかなり計画や立ち居振る舞いが脇が甘い感じです。

ラストシーンも社会風刺と本人の葛藤があいまいに処理されていた感じ。

心理劇ならもう少し緻密であったほうがいいと思います。
現金輸送でトラブったときに、市長が「何でヘリで運ばない?」と言うシーンがあったのですが、これはひょっとしたらプロデューサー側からの「アクションシーンを入れろ」という横槍があってそれに対する皮肉だったりするのかも。


1974年の『サブウェイ・パニック』リメイク(それも2度目)らしいです。
原題は1974年と同じなので、監督の意気込みが伝わってきます。
オリジナルの方は記憶にないので今度借りてきてみようと思います。


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『扉をたたく人』

2010-03-04 | キネマ
これはアタリでした。

僕は予告編を見てしまったのですが、騙されたと思って先入観なく観たほうがより楽しめると思います。

会話の断片から登場人物の背景が徐々に明らかになり、ヒューマン・ドラマが社会問題へと奥行きを伴ってきます。
しかも感情を抑え、単純なカタルシスに走らない抑えたストーリーは登場人物の思いを深く印象付けます。

まあ、これくらいにしておきましょう。


僕に騙されたくなければ、下のリンクか、レビューを検索して見てください。
それでも十分楽しめると思います。



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『サンキュー・スモーキング』

2010-02-27 | キネマ
タバコ業界のロビイスト団体の広報担当で口八丁の男が主人公の話。
(以下ちょっとネタばれ注意)


主人公はテレビ番組で糾弾されても、議会の公聴会に召喚されても、相手の弱みを突いたり話をうまくすり変えて規制論者をやりこめる、といういわばアンチヒーローなんですが、思わぬ展開から窮地に陥り、会社からも見放され・・・というなかで、家族の支えを軸に自分の能力を生かして立ち上がって行くという風にうまくまとめています。

きれいにまとまりすぎて「読後感」が薄いくらいですが、「よくできた二時間ドラマ」と思えばいいと思います。(半額クーポンで195円だったし。)


主人公の基本技として「タバコは有害ではないというのか?」という問いに対して「喫うか喫わないかは個人の選択でありその自由を奪うべきでない」という論点のすり替えがあります。

ただ、今の日本でこれをやっても、小泉改革以後は悪のキーワードになっている感のある「自己責任論」とされて批判されそう。



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『恋愛小説家』

2010-02-25 | キネマ
TSUTAYAで旧作半額クーポンにつられて再見

言わずと知れた名作なので、あらすじはYahoo映画でもごらんください。


ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントと犬の好演が光ります。

今回気がついたのは、英語が聞き取りやすいこと。
専門用語もスラングも出ず、また登場人物もおじさんおばさんが多いので早口な人もいないからでしょう。
それから1997年の映画ですが、アメリカの医療問題や「クラス」の問題なども象徴的にわかります。

英語の教材としてもいいかもしれません。



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『ダーク・ナイト』

2010-02-22 | キネマ
「バットマン」シリーズはガキのころアメリカのTVシリーズの放映を見ていたためか「勧善懲悪・超人・秘密兵器」という印象が強く(その点では「仮面ライダー」などの戦闘ヒーロー物のベースになったのかもしれませんね)、映画化されてもあまり思い入れはなく、また、TSUTAYAの店頭のPOPで「公開を待たずに事故死したヒース・レジャーの鬼気迫る演技」などと言われると、天邪鬼としてはますます遠のいてしまっていました。

しかし、依然として高評価が続いているのでとうとう観ることに。


結果的には当たりでした。


ヒース・レジャーだけでなく、脚本とキャスティングの妙を俳優陣の好演が支えた映画です。
善と悪・陰と陽のコントラストを軸に、しかもハリウッド大作であるために人間への絶望よりも希望をちょっとだけ上回らせた脚本と、それを補うように正義の味方としての限界(クリスチャン・ベールといういかにもな好青年のキャスティングもいいです)に対してジョーカーの大胆な描写をすることで作品に深みと迫力を与えています。

ジョーカーはバットマンのいない世の中を求めるが、バットマンはジョーカーがいなければ存在意義がない、という正義の味方の抱える根源的矛盾があります。
さらに、冒頭でバットマンの真似をして犯罪者退治をしようとする偽者に対してバットマンが厳しく諭す場面があるのですが、このシーンが象徴するように、突き詰めていくと正義の味方は一人でないと行けないのか、公権力たる警察との関係をどうするのかという問題に至ります。
結局バットマンは"Dark Knight"になるのが必然なわけですが、それをジョーカーと言う存在が彩ったわけです。

そういう構造から、身もふたもない言いかたをすれば、ジョーカーの方が「役得」なのは仕方ありませんが、それをかなりストレートに描いたところが本作の魅力になっています。


他の出演者も芸達者が多いのですが、特にゴードン警部役を奇人・怪人役の多いゲイリー・オールドマン(本人はジョーカー役をやりたかったに違いない)がやっていて、普通の役も上手いんだと再確認。



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『グッドナイト・ムーン』

2010-02-21 | キネマ
邦題は『グッドナイト・ムーン』ですが、原題は"Stepmom"。「継母」とかとストレートに訳すとPolitical Correctnessに引っ掛かると思ったのか、単にイメージがよくなかったのかは不明。
それに1998年の映画なのでまだ原題をカタカナにしたタイトルは流行っていなかったのかもしれません。

売れっ子フォトグラファー(ジュリア・ロバーツ)が恋人(エド・ハリス)の2人の子供とともに同棲を始めるが、恋人の離婚した妻(スーザン・サランドン)と子供を巡って・・・という話。

女性二人の好対照なキャラクター・人生観を軸に笑いながらもホロリとさせられる、アメリカン・ホームドラマの良作です。

脚本がとてもよくできていて、二人の子供の無邪気でかつ情け容赦ないセリフが出色です。
スーザン・サランドンがジュリア・ロバーツを評して「(家事は全然ダメだけど)美人でしょ」というのに対して子供たちが「でも口が大きいもん」と言ったところで思わず吹き出してしまいました。
(そこのバランスの悪さが、シリアスな演技をしても大根っぽく見えちゃう理由なんだな、と改めて納得)



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『S.W.A.T.』

2010-02-18 | キネマ
『アバター』に『LOST』でも出ていたミシェル・ロドリゲスが出ていたので、つながりで『ガール・ファイト』を借りようと思ったらなかったのでこちらを。


ミシェル・ロドリゲスは目付きが悪くて態度も悪げなところが存在感があっていいんだけど、ここではチョイ役。

子どものころに日本でもやってた『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリメイクなんですね。
冒頭のテーマ音楽が同じで懐かしかった。

まあ、話としては手堅くまとめた感じで、むちゃくちゃ残虐なシーンなどもありません。
サミュエル・L・ジャクソン、コリン・ファレルなども出ていて、気軽に楽しめる映画ではありますが、記憶には残らなそうです。


ところで、ストーリーは、護送中のマフィアのボスが「俺を逃がしたら1億ドル払う」というところから急展開するのですが、1億ドルなんて巨額すぎてかえって現実味がないですね。
先払いでないと安心できないので現金でもらうわけにも行かないし、送金を扱うアングラな銀行とか持ってないとだめだし、その銀行だってマフィア側に寝返りそうだし。
結局、自分を裏切らない関係者がいて、いざとなったときに自分で保全したり対抗措置を取れる範囲の金額でないと扱うべきでないということでしょう。

地獄の沙汰こそ金次第なのかも。


考えてみれば、ボスも部下に指示して「1億ドル使っていいから助け出せ」って言ったほうが確実だったのではないかな。




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『プリシラ』

2010-02-14 | キネマ
ひとことで言ってしまえば、3人のゲイのロード・ムービーなんですが。

オーストラリアのDrag Queenが都会(多分シドニー)からアリススプリングス(エアーズ・ロックの最寄の都市で、オーストラリア大陸のど真ん中の僻地)でショーをするために「プリシア」と名づけたバスで旅をするという話です。
(Drag Queen:女装のゲイ。語源はこちら参照)。以下ちょっとネタバレ注意)


ゲイ/Drag Queenという設定に人生の喜怒哀楽を凝縮した味のある脚本に、芸達者(駄洒落でなく)なキャストとオーストラリアの大自然があいまって、いい映画になってます。

1994年の映画で、まだ若いヒューゴ・ウィーヴィング(Matrixの"Agent Smith"、ロード・オブ・ザ・リングのエルフの姫の父親、懐かしい!でも、こっちの方が先の作品なんだよね)やガイ・ピアース(これがデビュー作に近いんじゃないかな)が生き生きと演技しています。

「私たちゲイは都会の壁に守られている」と感じるところや、子供に対して自分の「ショウ・ガール」としての仕事に負い目を感じつつ理解してもらいたい父親の気持ちなど、普通のサラリーマンにも通じるところがあるなどと感じながら、一方で、80年代のディスコ・ミュージック満載の音楽と奇抜な衣装と達者なダンスで楽しめる映画になっています。

これもおすすめ。


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『北国の帝王』

2010-02-12 | キネマ
この映画は、中学生か高校生のときにテレビで観て、題名は忘れたもののずっと記憶に残っていたのですが、TSUTAYAをぶらついていて発見し、即鑑賞。

期待にたがわず面白かった。


1973年の作品ですが、舞台は1930年。大恐慌下のアメリカで、職を求めて国内を渡り歩く定職・定住先を持たない"Hobo"と呼ばれた連中がいました(親父ギャグ自粛)。映画は、移動のために貨物列車などに無賃乗車を繰り返すHoboとそれを取り締まる車掌の戦いの話です。

Hoboのただ乗りを許さず、見つけるとハンマーで殴って殺すこともいとわない名物車掌シャック(アーネスト・ボーグナイン:『ポセイドン・アドベンチャー』に出てましたね)と無賃乗車の名人A-No.1(エース・ナンバーワン、という分かりやすいあだ名、リー・マービン-記憶だとジェームズ・コバーンだったんだけど)の戦いを描きます。


とにかく問答無用の男と男の闘い、登場人物に一人も女性が出てこない、というかほとんどがオヤジ、それもHoboと機関車の運転士や保線要員というような汗臭く油臭い男ばかりです。

シャック対A-No.1の対決も、自分の列車に乗せたくない対乗ってやるという男の意地の対決で、最近の映画のようにPolitical Correctnessを気にしたりはしません。
A-No.1のシャックの暴力行為に対する義憤とか、列車に乗らなければならない背景事情などはおかまいなしの潔さです。

敵役のアーネスト・ボーグナインの迫力が特筆モノで、今風に言えば最初から最後までボスキャラ対決という贅沢な映画です。

A-No.1の座を狙おうとからむ若者も出てきますが、それに対しても「いい指導者」などという気持ちは微塵も持たずに、世の中の厳しさを徹底して叩き込みます。


問答無用の面白さを楽しめる映画です。



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『路上のソリスト』

2010-01-20 | キネマ
LA.タイムズのコラムニストが公園でチェロを弾くホームレスの男と知り合い、彼についてコラムを書くうちに・・・
という人気コラムと著作を元にした映画。

音楽には突出した才能があるものの精神的に不安定な男をジェイミー・フォックスが好演。
コラムニスト(ロバート・ダウニーJr.)は音楽家を救おうと奔走するうちに自分自身が救われていく、といういい話です。

いい話なんですが、そして、日々の生活が荒んでいるコラムニスト自身が変わっていくという話でもあるのですが、このコラムニストが短気過ぎるのが、観ているこっちもイライラするぐらいです。
才能はあるが、社会に適応できない音楽家を「救おう」というのが、自分なりの救い方を押し付けているあたりが、「石油資源はあるが民主化されていない国を救おう」というアメリカ合衆国のふるまいを髣髴とさせます。

上手くいかなかったからといって、あとで反省て自分だけ気持ちよくなっても困るんですけどね。

良くも悪くもアメリカ的というか、そんな感じの美談です。



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『ミルク』

2010-01-19 | キネマ
アメリカでゲイであることを公表して初めて政治の公職についたハーヴェイ・ミルク氏の実話を映画化したもの。


主演のショーン・ペンが熱演。ゲイらしい仕草を下品にならずに徹底的に演じています。派手な身振りは分かりやすいのですが、小さな身のこなしまで、相当約作りに時間をかけたのではないかと思います。
市議会の議事堂の階段を登る歩き方などは見事です。

シナリオもきちんとしていて、単なるヒーローとして取り上げるのでなく、ミルクの政治家としての駆け引きの上手さや、私生活での「男性」問題などにもふれながら、主人公を魅力ある人物に描いています。


サンフランシスコの市制委員(市議会議員のようなもののようです)に当選したのが1977年(最初の立候補が1973年)ですから、アメリカでもゲイが市民権を得たのは比較的最近なんですね。
当時、「家族を守る」ことを主張するキリスト教原理主義的な一派が各州のゲイ差別禁止条例を廃案にしようとマスコミなどを通じて強烈なキャンペーンを行い、それに立ち向かうミルクたちゲイの運動家との攻防がクライマックスになるのですが、アメリカでは周期的にキリスト教を名乗る排他的な価値観を持つ集団の運動が起きるようですね。
(この条例案は、カリフォルニア州では、元州知事だったロナルド・レーガンも反対だという場面がありましたが、ロナルド・レーガンの政治的ポジションってそんな感じだったんでしょうか。それとも、法案自体が一般市民にも相当過激と思われていたのでしょうか。)



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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

2010-01-16 | キネマ
アメリカ人は、ヨーロッパ人よりあきらめが悪い分だけ、逆に残酷な側面も含めて人生を描かせると迫力が出るのかもしれません。

ブラッド・ピットとケイト・ブランシェトがだんだん年齢が交錯していくあたり、メイクは頑張ってるんですが冷静に年齢をカウントすると無理があるだろう、という部分はありますが、佳作。


ところで「ベンジャミン」とgoogleに入れると「ベンジャミン・フルフォード」が上の方に出てきくるというハードルを乗り越えて検索してみると、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説が原作なんですね。
観たときはジョン・アーヴィング的だな、と思ったのですが。



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 『アバター』で考えるコーポレート・ガバナンス

2010-01-14 | キネマ
(映画のネタばれがあるので注意)
『アバター』では惑星での鉱山の開発主体は私企業という設定でした。
映画の中で「あまり先住民をたくさん殺すと株主がうるさい」というセリフが出てきます。
未来でもCSRはより重要という想定でしょう(その割に軍隊とか持ってますし、「1人も殺してはいけない」とは言っていないのはどうかと思いますが)。

(地球との交信のタイムラグがどれくらいあるのかは映画ではわかりませんでしたが)そもそも現地に行くのに6年もかかる状況で現地の暴走をコントロールする体制を作るとなると現実的には不可能に思えます。


そこで、もうちょっと近未来にありそうな例におきかえて宇宙時代のコーポレートガバナンスを考えてみます。

たとえば火星に鉱山なり工場があるとします。
火星に行くのには6カ月かかります。往復で1年。ただ、電波のタイムラグは10分55秒なので、コミュニケーション自体は比較的簡単にできそうです。

では、火星の現場に対するガバナンスをどう効かせるか。
監査を例にあげて考えてみます。

通信技術を使って遠隔でするのも可能でしょうが、映像に細工をされる可能性もあります。
一方で、往復1年かかるとなると、わざわざ監査のために往復するのも無駄なので、内部監査要員は現地に常駐することになるのでしょうか。
そうするとストックホルム・シンドロームではないですが寝食を共にするうちに現地の執行側に取り込まれるリスクもあります。

監査役監査はもっと難しくて、任期4年のうちのまるまる1年をかけて往復するのが業務執行として適正か、逆に重要な拠点を往査しなくていいのか、というあたりは難しい判断を迫られます。

火星レベルの距離だとしても、上場企業が取り組むには相当ハードルが高そうですね。


上場企業では火星への投資は難しいとなると、投資組合とか「火星ファンド」の出番になるわけですが、外部監査を省略してしまうと、今度は悪さをする輩がいっぱい出そうです。
アポロの月面着陸も作り物ではないかといわれるくらいですから、現代の技術で詐欺をするのは簡単でしょう。


『アバター』でも、最後に「これが投資の失敗の顛末です」という報告書とともに地球に帰ってきたけど、ビデオログなどはすべて偽造で、実際は設備投資も軍事物資への投資もせず、武装チームは殺してしまって、使わなかった資金は現地責任者とリアルな映像資料を作ったジェームズ・キャメロン監督で山分け、なんてオチがあったら面白かったかもしれません。

 
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『イエスマン』

2010-01-13 | キネマ
「イエスマン」というと僕らの世代だと子どものころ上司の言うことには絶対に逆らわないサラリーマンを指すことばだったのですが、それは死語になったのでしょうか。

これは、なんにでもNoといわずにYesといえば人生は幸せになる、というセミナーに感化された男の話。

主演はジム・キャリー。

ジム・キャリーの映画は、ストーリーが何であってもジム・キャリーの映画になってしまうことが良くも悪くも特徴で、本作もその例外ではありませんが、逆に言えば手堅く楽しめる作品でもあります。

90分の尺にあわせたのでしょうが、もう少し悪ふざけをしてほしかった感じ。


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