飯田市は城下町です。
飯田城主堀侯から、飯田藩医加納家に贈られたと伝わる紅梅は樹齢約370年と言われています。
八重のピンク色の美しい紅梅の花は今も健在です。
近くに寄るととても甘い香りに包まれます。
飯田城主堀侯は、初代親昌、寛文12年(1672年)より12代親広、(明治維新)まで続き、
明治時代に建てられた土蔵を残すこの加納家は、代々御典医であったと書かれていました。
古い土蔵と青空と老紅梅の風景は、市街地にあって、
ふっと時代を遡っていく気にさせる物でした。