熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

木曽福島

2018-04-10 23:19:58 | 風景

江戸時代、参勤交代の大名や商人、旅人が行きかう中山道のほぼ中心にあって、

木曽川の断崖の険しく狭い地域に作られた関所や代官屋敷の跡、古い街並みや建造物の残る木曽福島の町を歩いてみました。

最初にJR木曽福島駅から歩き始め最初に古い街並み。

 

細い路地の向こうに武田信玄ゆかりの地、大通寺が見えてきます。

武田信玄の三女、真理姫が嫁いだ木曽義昌の居城があった場所で、

真理姫の供養塔が満開の桜に守られているかのようでした。

足早に春が来たと思ったらに突然真冬に逆戻りした週末、

桜の花びらと一緒に雪の舞う一日でした。

 高札場を抜け

山村代官屋敷跡に着くと、入り口から明らかに空気感が変わり、

 

山村代官屋敷や福島関所跡を見ていると、

歴史がそのまま呼吸をしている現代の地を歩いている事を、五感を通して感じることができます。

 

昭和50年復元された関所建物は、昭和53年国史跡に指定されている。

次に見たのは木曽義仲・木曽家代々・山村家代々の菩提寺である興禅寺。

 

枯山水の庭としては東洋一の広さの石庭

木曽義仲公お手植えの時雨桜の二代目の枝垂れ桜

例年、4月20頃見頃を迎えるというこの時雨桜も10日も早く満開を迎えていて、

その姿は

大きな傘の様に枝を伸ばし、色彩も鮮やかな優美で見事な桜でした。

 

この、興禅寺の脇から城山への遊歩道に入り、

  

福島城跡や権現滝を巡り福島の町を眼下に見ながら、中央アルプスの雄姿が見られる城山史跡の森の遊歩道を一周して、

  

 行人橋に至ると、

木曽川のほとりに 建つ崖家づくりと呼ばれる家並に遭遇しました。

 

 

狭い場所を有効に使った家々が肩を寄せ合うように並び、山と木曽川に挟まれた土地で暮らす工夫や生活が垣間見える気がしました。

 

 

 

 

 

 

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