熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

中山道ー南木曽町

2018-04-16 01:13:54 | 風景

足早に咲き、あっという間に散ってしまった今年の桜。

ゆっくり見る間もなく葉桜になってしまいました。

 

一年に一度きり、わずか1週間だけ見られる風景だからこそ、毎年見たくなる桜。

 

木曽川沿いの須原発電所

 

美しい水で有名な阿寺渓谷

南木曽町の桃介橋

 

そして妻籠宿

 

妻籠宿から馬籠宿への旧中山道沿いにも美しい桜が咲いています。

大勢の外人さんが行き交うこの遊歩道も、この日は雨上がりという事もあってか歩く人も少なく、

雨に濡れた草や花が色鮮やかに目に映りました。

 

今年は雨の日だから歩くのは止めよう・・・・って考えるのは止めよう・・・

雨の日は雨の日の趣があり、何より、昔の人たちは雨の日でも自分の足で歩き続けたのだから・・

天気が良くて暖かくて、お散歩日和の人生ばかりではなかったはずー

そんな事を考えながら、往復約16kmの道のりを歩く。

逞しい男滝と優しくしなやかな女滝も雨水を湛えて勢いを増し、

いつもより激しく流れ落ち、白い霧状になった水滴が顔に当たると寒くて近くにいられない。

 

この滝を越すと目的の一石栃立場茶屋に近づきます。

子安観音の桜は見頃を迎えていて、茶屋の前の桜はまだ1分咲き。

他の桜が葉桜になった頃、美しいピンクの花を咲かせます。

 

岐阜県にある馬籠宿に近付くにつれ、桜も終わりに近づき、

恵那山の見える馬籠宿に着くと、急に展望が開け、

山道の淡い緑は知らないうちに濃い緑に変っていて、静かな厳しい山道から広い平野に辿り着いた気がします。

 

昔の人たちはどんな思いで木曽の街道を歩いていたのだろう。

 

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