山岳部OG会メンバーとの奈良旅。
一日目はに二上山(にじょうざん)へ登りました。
「大美和の杜展望台」から見た奈良盆地。
一番右側に見える双耳峰の山が二上山(517m)です。
雪の長野県から抜け出して、暖かい奈良盆地に着く頃には雨も上がりました。
奈良と大阪の境にある山で、どちらからでも登山が楽しめる人気の山です。
當麻寺の方から登ります。
雨上がりの静かな竹林を通り、約15分で祐泉寺到着。
祐泉寺の脇から30分ほど歩くと、
今は倒れてしまっていましたが、樹齢約千年の岩屋杉がありました。
奈良時代に造られたと言われている岩屋、石を浮き彫りで仏像が彫られていたらしいです。
花や鳥も多い登山道。
春になったら桜が綺麗に咲き、大勢の登山者で賑わうんだろうなぁ。
今は山茶花の花が咲き、メジロが花を啄んでいました。
雌岳山頂へ到着
雌岳山頂付近は大阪方面と奈良盆地、どちらも遠くまで見渡す事ができました。
広々とした山頂で一休み、麓で買った草餅を食べながら暫く眺望を愉しんだ後、雄岳に向かいます。
約20分ほどで到着
雄岳山頂近くに大津皇子の墓があり、歴史的にも意味深い山です。
雨上がりで小川の水量も多く、静かで緑豊かな登山道を下ります。
長野県と気候が違うので、緑の豊かさと暖かさが春を感じさせます。
約3時間のハイキングを終え、振り返ってみると今登った二上山。
雌岳、雄岳の双耳峰がかわいい。
一日目、楽しい山歩き、
わずかに青空も見えて来て、明日は天気が良くなりそう・・・。