熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

ひとりごと(記憶の風景ーこんにゃく)

2016-06-16 20:24:53 | スケッチ

5月、兄と二人で道端のワラビを摘みながら歩いた春ー

山の家に着くと、おじいちゃんとおばあちゃんと、おじさんとおばさんと、

その日はみんなでこんにゃくを植えていた。

山の斜面を開墾した畑は、落ちたら死んでしまいそうなくらい急こう配でー

それでも、こんにゃくは水はけが良く、風が当たらず、西日の当たらない土地がいいらしく、

この畑はこんにゃく作りに適していた。

上から畑をのぞき込んで

「こんにちは!」と言うと

「二人で来たのかな?えらかったら。」と言って泥を払いながらおばあちゃんが這うようにして畑から上ってきた。

「バスに乗っとったもんで、そんねんだるくなかったけど、坂を上るときはえらかったに!」と私は答えた。

おばあちゃんは

「そうか、そうか」と、言いながらお茶を入れてくれた。

みんなに

「お茶を飲むでおいないよ!」と言うと

「今、行くに。」と言って畑から上がってきた。

 

おじいちゃんたちはお茶を飲むと又こんにゃくを植えに行き、私と兄は近くで遊んでいた・・・

と、小学校の2年生の5月の日記に書いてあった。

 

≪方言≫

えらかったーは、偉いではなく、疲れたとか大変だった

バスに乗っとったもんでー乗っていたので

そんねんだるくなかったーそんなに疲れなかった

坂を上るときはえらかったー坂を上るときは大変だった

おいないよーいらっしゃい

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとりごと(カレンダー 6月)

2016-06-16 13:01:24 | スケッチ

花桃の絵で作った5月のカレンダーが終了しました。

真ん中の赤く塗りつぶしたところはラジオ体操の実施記録、青く塗りつぶしたところはラジオ英会話を聞いた日です。

ほんのわずかな事でも、毎日続ける事は大きな力になるので、

続ける事が意識できて良い結果になっているような気がします。

黄緑の付箋で消してあるところは特記事項ー(12枚になったら閉じておこうと思う)

6月のカレンダーの表紙絵は蓮の花の咲く木曽の開田の風景です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする