今年も今日一日になってしまいました。
今年は、4月に義父が亡くなったので、
ちょっと寂しいお年取りとお正月です。
大掃除をしながら昨年の年末の事を思い出しました。
義父は94歳で亡くなったのですが、
最後まで素敵な笑顔を見せてくれました。
若い時には誰も、
世間体や地位や愛想笑いも混じったりして、
本当の嬉しさが分からなかったり表せなかったりするものらしく・・・
義父は年を重ねる度に、
勿論、身体は衰え、頭もいい感じでぼんやりして来て・・・
でもいろんないらない物も捨てて来たみたいで、
笑顔はとびきり可愛く素敵になりました。
軍人の教育を受けた人らしく
「おじいちゃん」と私が呼ぶと必ず
「はい。」と返事をしてくれました。
細くなった目と入れ歯を外した口元に優しい微笑みがいっぱい。
この笑顔がいつも私を助けてくれました。
ちょっと寂しいお正月です。