この霜月神楽ー両部神道による湯立て祭りで、
清和天皇の時代に宮廷で行われていた催事を模した湯立てが、ほぼ原形のままで伝承されていると言われています。
ゆっくり、ゆっくり奥の方から姿を現わしたのは「水の神」と「土の神」です。
煮えたぎる釜戸にもう一度薪を入れ、釜戸の火は一層激しくなっていました。
飛び散る湯でさえも火傷をしそうなくらい熱く、その瞬間は観客から「わー」と大きな歓声が起こります。
カメラマンもこの時を待っていました。
その次に姿を現すのは「火の神」と「木の神」です。
火の神と木の神は、神社の中を走り回ります。
再び「ヨーオッセ」の掛け声が掛かり、会場の熱気は最高潮に達します。
この後、天伯様の登場です。
外はすっかり明るくなっています。
私は時間がなくて、今年の天伯様登場は見る事ができませんでした。
写真は昨年の物です。
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