あなたのお気に入りの キャラクターを想像し、 15秒間それを考えてください。
次の30秒間、 キャラクターについて 考えないようにしてください。
でも 考えないことは不可能です。
考えないようにすればするほど、 脳は一生懸命 それを考えようとするかのようです。
起きたことを忘れられなかったり、 嫌な感情を除去できないのも このためです。
従って、 忘れようとする代わりに、
その他の記憶や創造的なイメージで、 思考から注意をそらすようにしましょう。
□ 楽しかった過去のでき事を 思い出す。
できる限り多くの詳細を 思い出すようにしてください。
□ 興奮する性的思考を想像してみる。
知っている人や 知りたいと思う人の、 性的な空想をしてみましょう。
できる限り詳細を考えてください。
□ 外の自然世界に目を向ける。
風景や動物を できるだけ詳しく観察しましょう。
それらの音に耳を傾けましょう。
または、 過去に見たことのある光景を 想像してみましょう。
□ あなた自身が、 自分の過去や将来のでき事を 正す、
ヒーロー・ ヒロインだと想像する。
どのように行ないますか?
人々に何と言うでしょう?
□ あなたにとって重要な人に 褒められるのを想像する。
あなたは何をしたのでしょうか?
なぜその人の意見は 重要なのですか?
□ お気に入りの言葉やことわざを コピーしたものを持ち歩く。
苦悩を感じるときは、 それを取り出して黙読しましょう。
あなたを落ち着かせてくれるのを 想像してください。
□ その他のアイデア ____________________________
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]