女王の行動についての 典型的なnon-BPの思考
_ 女王の要求には合わせられない。 最善の努力をしても充分でない
_ 何の要求も持てないのだろうか? (何か言えば 女王は去っていく)
_ 何故いつも 女王が全ての中心なのだろう?
_ 女王がどんなに演技しているか知れば、 人々はショックを受ける
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non-BPDの思考から派生する 典型的な感情
_ 女王が恥呼ばわりし、 無視する家族は、 自分の価値が 物や肩書次第だと学ぶ
_ non-BPの自己評価も 痛手を被る
_ やがてnon-BPは 操作されていると感じて 腹を立て、
服従している自分に怒る
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non-BPの感情が駆り立てる 典型的な行動
_ BPの願いに負ける。 個人的境界を維持するより楽だから
_ 自己主張の少ないnon-BPは、 事実ねじ曲げ作戦で傷つけられやすく、
自分や子供を守れなかったり、 能力がなかったりする
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女王の親を 持つことの影響
_ 女王は子供に、 自分が必要とするときに 愛や注目を与えることを 期待する。
子供は、 女王のニーズ次第で 正常な行動が罰せられると、
混乱し 裏切られたと感じる。
女王は 子供が独立することを許さないので、 子供は 女王の行動を真似する
_ 子供は成長すると、 女王との葛藤が増す。 首尾一貫性や 無条件の愛を切望する
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〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕